2026.05.27

CARS

これぞ現代版ダットサントラック!?日産フロンティア プロに現地試乗|長年培った“技術の日産”は中国市場でも通用するのか

中国の鄭州日産が手がける「フロンティア プロPHEV」に試乗した

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良い意味でピックアップトラックらしくない

フロンティア プロPHEVは、ひと言で言えば「スーパーピックアップ」だ。1.5リッター直4ターボエンジンには出力209hpの駆動用モーターを直結、トランスファーを介して後輪を駆動させる四輪駆動となる。

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これによってシステム総合出力は429hp、トルク800Nmを誇り、310hp/380Nmの北米向けフロンティアを大きく上回る。航続距離は電気のみで131km、ガソリンと合わせて1050kmと公表している。



フロントマスクはICEモデルとPHEVモデルで少々異なる。前者ではフロント上部に「テラノ」や「パスファインダー」のアイコンであるボンネットの3連エアインテークをあしらっており、日産のヘリテージを感じさせるデザインだ。

PHEVモデルはグリル中央を樹脂パネルで埋めたグリルレスなフェイスとなるが、先述のエアインテークはLEDデイライトで表現され、未来的な印象を演出する。

乗り込もうとしてドアを開けると、なんとステップが自動で展開された。自動で展開・格納されるので耐久性に不安を覚えるかもしれないが、体重70kg/身長187cmの筆者が両足で立ってちょっと揺らしてみても結構しっかりしていた。



車内はベージュ基調の内装とパノラマルーフのおかげでとても明るい雰囲気だ。10インチのインストルメントパネル用ディスプレイと中央の14.6インチディスプレイという構成も昨今の中国向け車種では定番の装備となっている。

従来のピックアップで見るような黒くて無骨なインテリアも良いが、フロンティア プロは良い意味で「乗用車らしい」雰囲気を作ることで、これまでピックアップを選ばなかった層にも訴えかけているのではないかと感じた。



その設計思想は各種快適装備にも現れている。今回試乗した最上位グレードではフロント両席にパワーシート、シートヒーター/ベンチレーション、さらには運転席のマッサージ機能も搭載している。

フランス「フォーカル」の12スピーカーシステムやアンビエントライト、出力50Wの無線充電、そして前後にUSB充電ポート(Type-AとType-C)も備えるなど、快適で楽しい移動空間を作り出しているのが大きな特徴だ。

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