2026.07.13

CARS

トヨタ・ランドクルーザーFJの対抗馬として日産パトロールJr.として導入したら面白いかも

日産はインドおよび中東やアフリカ市場向けのBセグメントSUV、テクトンを発表した。

ルノーとの協業モデル


ルノーとの協業によって開発されたモデルで、ルーマニアに本社を構えるルノー・グループのベーシック・ブランドであるダチアのダスターがベースとなっている。生産はダスターと同じインド・チェンナイ工場で行われ、インド国内だけでなく、中東やアフリカで販売される。


キックスと同サイズ


全長×全幅×全高=4349×1815×1674mm、ホイールベース=2657mmというボディサイズを含め、その存在は、先日、日本で販売が開始されたキックスにかなり近い。ちなみに、キックスのボディサイズは4365×1800×1615、2657mm、どちらも同じCMF-Bプラットフォームを用いているとはいえ、サイズもかなり拮抗している。

保安基準の問題や、テクトンが狙うインド、中東、アフリカと、キックスを導入する日本、北中南米、東南アジアでは趣向が異なるという側面があるのだろうけれど、テクトンがキックスでも良かったのでは? と思ってしまうほどだ。


外観は無骨、内装は華やか


外観はキックスよりもさらに無骨な印象が強い。洗練というよりも実直な道具としての機能美を感じるデザインだ。オフロードでの走破性を高めるために、キックスの170mmに対して、212mmという40mm以上も高い地上高を有していることもその感を強くしているかもしれない。

内装はゴールドや海老茶色系というのか赤味の入った茶色の加飾をふんだんに用いることでキックスよりも華やか。キックスのものよりもサイズの大きいセンターディスプレイを搭載していることも華やかに見える要因のひとつだ。実用性の高さで人気を博すダチア・ベースということがあるのかもしれないが、室内や荷室などの利便性は写真で見る限りはキックスよりも高そうに感じられる。


1リッターと1.3リッター


パワートレインは1.0リッター直3ターボと1.3リッター直4ターボの2機種。いずれもルノー製でハイブリッドの設定はない。変速機は6速MTのほか、1.3リッターには6速DCTも用意。駆動方式は前輪駆動のみとなる。

価格は104万9000インドルピー~。日本円に換算すると約180万円~となっている。

間違いなく日本で販売されることはないが、ランドクルーザーFJと真っ向勝負とはいかないが、それに近い存在として、高いオフロード性能を武器に日本市場に導入したら面白い存在になる可能性はある。来年導入予定のパトロールもしくはサファリの名前をもじった、パトロールJr.とかサファリJr.といった車名を付けて……。



文・編集=新井一樹 写真=日産自動車

(ENGINE Webオリジナル)
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