2026.07.13

CARS

ボルボの新たな旗艦が2台いっきに上陸! SUVの「EX90」とクロスオーバーの「ES90」導入にあわせて充電・保証込みの購入特典も開始!【979万円〜】

ボルボが旗艦の「90シリーズ」に新作2台を投入!

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ボルボ・カー・ジャパンが、新世代のフラッグシップ、シリーズである90シリーズの「EX90」と「ES90」を発売した。“E”という頭文字を掲げる通り、ともに新世代の純電気自動車。既存のマイルドおよびプラグイン・ハイブリッドをラインナップする「XC90」と併売する。

新世代のシャシーとボルボの安全思想&最新テックの融合


純電動の7人乗りのSUVとクロスオーバー・サルーンという異なるキャラクターを持つ2台は、ボルボ初の本格的なソフトウェア・デファインド・カー(SDV)として、これまでのモデルとは一線を画す存在だ。あわせて、充電から保証・メンテナンスまでをパッケージ化した早期購入特典も用意された。



「EX90」と「ES90」はいずれも新開発のプラットフォームであるSPA2アーキテクチャーと、ハードウェア・ソフトウェア統合基盤であるスーパーセット・テック・スタックに基づいて開発された、ボルボにとって新時代の一台だ。

エヌビディア、クアルコム・テクノロジーズ、グーグルといったテクノロジー企業の技術を融合した次世代コア・コンピューティング・システム、HuginCore(フーギンコア)を搭載し、安全システムから駆動、インフォテインメント、バッテリー管理までを統合制御する。エヌヴィディア製のDRIVE AGX Orinは254TOPS(毎秒約254兆回の演算)という高い処理能力を持ち、OTA(無線アップデート)によって購入後も安全性や機能が継続的に進化していく。



安全面では、車外を360度リアルタイムで把握するセンサー群に加え、ドライバーの視線やステアリング操作を解析するドライバー・アンダースタンディング・システムを標準装備。さらに、荷室を含む車内全域を60GHzレーダー・センサーで見守り、子どもの呼吸によるわずかな胸の動きまで検知できるオキュパント・センシング(乗員検知システム)を世界で初めて搭載し、ペットも含め、子供の置き去り事故の防止をサポートする。



インテリアには適切に管理されたFSC認証されたウッドパネルやリサイクル素材を使用し、上位グレードには25個のスピーカーを持つバウワーズ・ウィルキンスのハイファイ・オーディオと、あのアビー・ロード・スタジオ監修のサウンド・モードも用意される。



まず「EX90」から見ていこう。既存の「XC90」同様に3列7人乗りのゆとりある室内空間を備えたフラッグシップSUVだ。実際に全長×全幅×全高が5035×1965×1740mmと「XC90」との差はわずかで、80mm長く、5mm幅広く、35mm低いだけだ。



ラインナップは全グレード前後2モーターの4輪駆動で、106kWhの大容量バッテリーと800Vシステムにより、一充電走行距離は650km(WLTCモード)に達する。最上位の“アルティメット・ツイン・モーター・パフォーマンス”は、システム最高出力680ps、最大トルク870Nmを発生し、0-100km/h加速はわずか4.2秒。










3列目まで独立シートを採用したシネマ・スタイルの座席配置により、7人乗車時も全席で良好な視界を確保している。



価格は1199万円〜で、これはガソリン+電動の「XC90」のプラグイン・ハイブリッドとほぼ同レンジに設定された。



一方の「ES90」は、セダンの洗練されたエレガンスと5ドア・ハッチバックの実用性、SUV並みの室内空間を併せ持つ、従来のカテゴリーに収まらない新しいクロスオーバーだ。



全長×全幅×全高は5000×1940×1545mm。こちらは1モーターの後輪駆動と2モーターの4輪駆動の設定があり、電池容量は前者が92kWh、後者は106kWh。航続距離は665kmと720kmをマークする。







3.1mという長いホイールベースにより後席の足元空間は広く、最上位の“アルティメット・ツイン・モーター・パフォーマンス”は106kWhバッテリーと「EX90」と容量こそ同じだが、一充電あたりの航続距離は720kmまで伸びる。



システム最高出力も同じく680ps、最大トルクも870Nmで、0-100km/h加速は4.0秒と「EX90」よりさらに俊敏だ。価格は979万円〜となる。



ボルボ・カー・ジャパン代表取締役社長のエドソン・イシカワ氏は今回の発表会場で「アグレッシブな価格設定の目的は、より多くの方へプレミアムな電気自動車を自然な選択肢としてもらうため」と語っている。



確かに1000万円以下となる「ES90」のスターティング・プライスにしても、ほぼ内燃エンジン搭載モデルである「XC90」と同じ価格帯で、かつ日本市場にライバルのほとんどいないフル7シーターの大型SUVの電気自動車である「EX90」の投入にしても、かなり戦略的なものだ。



さらに発売にあわせ、購入後の電気自動車生活を総合サポートするES90/EX90 エクスクルーシブ・パッケージも早期購入特典として用意された。外出先ではe-モビリティ・パワーの充電ネットワークを通じ、月会費に加え急速充電60分相当分までの料金をなんと5年間無料で提供する。さらに自宅にはボルボ純正ウォール・ボックス本体まで無償提供(設置工事費は別途)し、日々の充電環境をフォローする。加えて追加精算の心配がない5年残価保証ファイナンスや、走行距離無制限の5年間車両保証(バッテリーは8年16万km)、5年間のメンテナンス・プログラムも無償で付帯する。長距離移動の不安や日常の充電、整備まで、オーナーの不安を一括して解消しようという狙いだ。抜かりがない。



発売はすでに2026年7月8日より(エクスクルーシブ・パッケージの受付も同日より)開始している。価格は「EX90」が1199〜1399万円、「ES90」が979〜1229万円となる。

文と写真=上田純一郎 写真=ボルボ

(ENGINE Webオリジナル)
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