2026.08.07

CARS

ベントレーが英クルー工場の80周年を祝う一台限りの「コンチネンタルGTC」を披露

ワンオフの「ベントレー・コンチネンタルGTC」に続くのは純電動車「トーカル」!

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ベントレーは、本拠地クルーでの自動車生産80周年を記念し初の市販車となった「EXP3」から最新モデルまで、107台の歴代モデルが一堂に会する特別なイベントを開催。そしてワンオフの「コンチネンタルGTC」もここでお披露目された。

80年という節目を迎えたベントレーの心臓部は生まれ変わろうとしている!


1919年にW.O.ベントレーが興したブランドは、1946年にクルーのパイムズ・レーンで生産を開始して以来、世代を超えて受け継がれる手仕事と、最新の技術を組み合わせ、世界屈指のラグジュアリー・カーを送り出してきた。今回の祭典は90周年を迎えるベントレー・ドライバーズ・クラブとの共催で実現したものだ。



クラブ・メンバーの107台のベントレーは、製造年代順にパイムズ・レーンへ整列。史上初めて顧客に届けられた「EXP3」から、2025年型の「フライングスパー・スピード」まで、W.O.ベントレーの時代やダービー時代の車両、伝説の「ブロワー」、そして現行の「ベンテイガ」に至るまで、100年を超えるブランドの歴史を一望できる展示となった。オーナーたちは世界各地から愛車を携えて集結し、自らのベントレーが手作業で生み出された故郷への“里帰り”を果たした。



製造担当役員のアンドレアス・レーエは、「80年間、ベントレーの成功を築いてきたのはクルーで働く人々にほかならない。世代を超えて受け継がれてきた職人技と情熱、革新への意欲が、世界で最も魅力的なクルマを生み出してきた。この節目を祝う一方で、私たちは未来にも目を向けている。次世代の“ドリーム・ファクトリー”への変革を通じて最先端の設備や技術に投資し、これからも数十年にわたってラグジュアリー・カー生産の基準であり続けたい」と語った。



英クルーの敷地は、もともと1938年に「ロールス・ロイス・マーリン」航空エンジンの生産拠点として建設された歴史を持つ。以来、ベントレーの心臓部として進化を続け、現在はデザイン、研究開発、生産、営業機能を1カ所に集約した統合施設へと生まれ変わりつつある。デザイン・スタジオやエンジニアリング拠点、品質・出荷管理を担う新施設、物流センターに加え、プリンセス・ロイヤル(アン王女)が開所式に臨んだ新塗装工場のペイント・ショップなど、最新設備が次々と稼働を始めている。



今回披露された一台限りの「コンチネンタルGTC」は、ベントレーのビスポーク部門マリナーが手掛けたスペシャル・モデル。専用開発されたスーパーノヴァ・パープルからスーパーノヴァ・パープル・ダークへと美しく移り変わるオンブレ塗装をボディに纏い、逆グラデーションを効かせた“80”のサイド・グラフィックが節目のモデルであることを主張する。



キャビンにも80周年をテーマにした刺繍入りのヘッドレストや、デザイン・スタジオの建屋をあしらったエアブラシのグラフィックが施されるなど、いわば80年分の匠の技を凝縮した1台に仕上がっている。



英クルーでは現在、ベントレー初の量産電気自動車となる第4のモデル・ライン「トーカル」の生産準備も進行中だ。敷地内で最も古い建屋を専用の組立工場へと転換する作業が進められており「トーカル」は9月23日にロンドンで世界初公開される予定となっている。



なお、今回の記念モデルはあくまで80周年を祝うための一点物で、販売の予定はないという。

文=上田純一郎 写真=ベントレー

(ENGINE Webオリジナル)
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