2026.09.26

CARS

ルノーが放つ新型ピックアップ「ナイアガラ」登場! SUVの快適性とタフさを備えた意欲作

アーミーなイメージのルノー流ピックアップとは!?

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仏ルノーがピックアップ・トラックの「ナイアガラ」を発表した。中南米市場に向けて開発された一台で、Cセグメント・SUV譲りの快適性とテクノロジーと、ピックアップならではの堅牢さと実用性を兼ね備える1台だ。

ルノー新戦略の第一弾!!


「ナイアガラ」は、ルノーが掲げる“フューチャーレディ”戦略の第一弾であり、2030年までに欧州以外の市場へ14車種を投入するという攻勢の口火を切るモデルだ。



ルノー・グループのファブリス・カンボリーブによれば、ベースとなるRGMPピックアップ・プラットフォームは将来的にハイブリッド・パワートレインにも対応するという。



エクステリアは、直立したグリルと筋肉質なボンネットで構成される、ピックアップらしい堂々たる面構えが特徴。大きなブラック・グリルの中央には、ピクセル調のクローム仕上げで「ルノー」の文字が入る。またフルLEDヘッドランプには、ウェルカム・シーケンスも組み込まれている。



ボディ・サイズは全長4940mm(前輪駆動仕様は4910mm)で、全高は1720mm。17または18インチのホイールと張り出したフェンダーで力強さを演出する。

デザインを統括するローレンス・ヴァン・デン・アッカーは、従来の“働くだけのピックアップ”を超えたライフスタイル志向の上質な一台、と語る。



インテリアはさらにSUV的だ。10.1インチのマルチメディア画面と10.2インチのデジタル・メーターを水平基調のダッシュボードに統合し、電子式シフト・セレクターも採用。



最大48色から選べるアンビエント照明や、このセグメントとしては初となる25度のリクライニングが可能なリア・シート、クラス最大となる200mmのニー・ルームなど、コンフォート性能も抜かりない。後席背後には36リットルの収納も備わる。

パワートレインは1.3リットル直噴ガソリン・ターボ(仕向地によりフレックス燃料に対応)で、前輪駆動仕様が156ps、4輪駆動仕様が160psを発揮。6段MTまたは6段デュアルクラッチ式自動MTと組み合わせられる。



専用チューニングのシャシーは、マルチリンク式リアサスペンションとの組み合わせで挙動の固有振動数を30%低減したという。最低地上高は233mm(前輪駆動仕様は223mm)、アプローチ、ディパーチャー・アングルは22.3°を確保。

荷台容量は938リットルで、最大積載量654kg、けん引能力はクラス最高の710kgを誇る。



「ナイアガラ」の設計はブラジルのデザイン・センターで、開発はブラジルとアルゼンチンの技術拠点、生産はアルゼンチンのコルドバにあるサンタ・イサベル工場という、まさに南米生まれの南米育ちだ。80万km・5万時間を超える走行テストを経て市販化され、主戦場はブラジル、アルゼンチン、コロンビアの3カ国となる。



日本への導入は想定されていないが、同じグループに属する日産でも新たなピックアップ・トラック開発の動きもある。またフロント・マスクの造形など、ルノー・デザインの新たな方向性を示す一台としても注目すべき存在だろう。

文=上田純一郎 写真=ルノー

(ENGINE Webオリジナル)
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