近年、欠かさずオートサロンにブースを構えているルノー。今年は新型メガーヌR.S.のトップガン、トロフィーRの日本初お披露目を行うとともに、日本での価格や販売方法を発表した。
トロフィーRはニュルブルクリンクをはじめ、世界の名だたるサーキットでのタイムアタックを主眼に置いた最速・最強モデル。もちろんナンバーは取得でき、公道を走れるが、成り立ちを考えるとサーキット専用車と言っても過言ではない。2019年4月にはシビック・タイプRのタイムを抜き、ニュルブルクリンク北コースFF市販車最速の座を奪取。さらに、先月号でお伝えしたとおり、2019年11月にはホンダのお膝元である鈴鹿サーキットでも自らが持っていたFF市販車最速タイムを更新することに成功している。
R.S.やR.S.トロフィーとの大きな違いは軽量化。新型メガーヌR.Sの最大の特徴と言っていい4輪操舵を非装着にするとともに、MT化や後席を廃止して2座に変更、ボンネットを炭素繊維強化樹脂にするなどにより約130㎏に及ぶ車両重量の軽減が図られている。さらに専用シャシーの採用や空力性能の見直しなども実施。また"カーボン・セラミック・パック"はフロント・ブレーキが炭素繊維強化樹脂製になるほか、同じく炭素繊維強化樹脂製のホイールが4本追加される。
世界での販売台数は500台。うち30台がカーボン・セラミック・パック付きとなる。日本への割り当てはそれぞれ47台と4台で、価格は689万円と949万円。残念ながらカーボン・セラミック・パックは抽選販売で、その申し込みはすでに締め切られているが、標準仕様は先着順なので、まだ買えるチャンスがあるかもしれない。
文=新井一樹(ENGINE編集部) 写真=宮門秀行
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
PR | 2025.01.24
CARS
42台のそれぞれのディスカバリー物語【誕生35周年企画「私のディス…
2025.01.25
LIFESTYLE
まるで南国リゾートのような家 東京の自宅の隣にローコストで別荘を建…
PR | 2025.01.16
CARS
一歩足を踏み入れるとそこはパリ? 新しくなったルノー練馬・アルピー…
2025.01.20
LIFESTYLE
オリジナルプリントは必見! フォトグラファー・秦 淳司さんによる、…
2024.12.30
CARS
【海外試乗】蘇ったルノー5ターボ! EVだけど、これは乗ってみたい…
PR | 2024.12.24
CARS
「ベビーカーの頃からガタガタ道が好きでした」父から受け継いだ初代に…
advertisement
2025.01.31
瞬時で受注停止か 庶民のGクラス、待望のスズキ・ジムニーの5ドア、ノマド登場
2025.01.27
「最初は実感が湧かなくて、マジで俺のクルマかよ!?って感じでした(笑)」 若くしてポルシェ911カレラを買ったオーナー 嬉しさのあまり毎日乗ってます
2025.02.01
なぜ、ジムニー・ノマドは日本発売まで7年も掛ったのか? そこにはお客様を大切にするスズキの姿勢が見え隠れする
2025.01.26
アンダー100万円の“価格を超えた価値ある時計”はこれだ! 時計ジャーナリスト、篠田哲生のイチオシ ブルーダイヤルのグランドセイコー ヘリテージコレクション
2025.02.02
特許取得、世界初のアースフェイズ機構 エンジン時計ジャーナリスト、数藤健のイチオシは、ムーンスウォッチ