BMW6シリーズの後継車として登場した8シリーズ。その4ドア・クーペ版である8シリーズ・グラン・クーペに、BMW・M社が開発を手掛けた高出力・高性能モデルのM8が加わり、日本での販売が始まった。
全長5105×全幅1945×全高1420㎜という、長くて、幅広で、ちょっと低めの流麗なボディのフロント部分に収まるのは、M社謹製の4.4ℓ V8ツインターボ。基本的には現行型M5と同じもので、標準仕様で600㎰/76.5kgm、さらに上級モデルのコンペティションでは625㎰/76.5kgmという、スーパースポーツ級の出力を発生する。駆動系もM5と変わらず、8段ATとM・xドライブと呼ばれる4輪駆動を組み合わせたもの。このxドライブは油圧多板クラッチを用いた後輪用の電子制御LSD、アクティブMディファレンシャルとともに、前後だけでなく左右後輪のトルク配分を変化させることで、トラクションや走行安定性の向上を図っている。さらに、"2WD"モードを選べば、後輪駆動として走らせることも可能だ。ルーフに炭素繊維強化樹脂を採用、さらにサスペンションもMモデル専用の設定になるなど、ボディやシャシーにも多数M社の手が加えられている。もちろん渋滞中に手放し運転ができる渋滞運転支援機能を備えるなど、安全装備にも抜かりはない。
グレードは標準のM8とエンジン出力の向上をはじめ、内外装を専用の仕立てにしたM8コンペティションの2タイプ。価格はそれぞれ2194万円と2397万円。




文=新井一樹(ENGINE編集部)
(ENGINE2020年4月号)
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