2020.04.14

CARS

2021年発売開始 オペルが再び日本にやってくる!

オペル車が 再び日本の地を踏むことになった。

2006年に日本での販売終了がアナウンスされてから14年、オペル車が再び日本の地を踏むことになった。今回の再上陸は、2017年にGMからオペルを譲り受けたPSAグループが掲げた、"オペルによる売り上げの10%を欧州以外の地域で確保する"という戦略によるものだ。なお、この発表のために来日したオペル・オートモービルCEOのミヒャエル・ローシェラー氏は、これまで何度も販売店が変わったのち撤退に至った過去を受け、「今回は撤退しないと約束する」と明言した。販売開始は2021年。詳細はまだ決まっていないものの、プジョーやシトロエン、DSといったPSAグループ既存の店舗での併売ではなく、オペル独自の販売網を築くという。スタート時に導入される車種は、発表会場に展示されたBセグメント・サイズのスモール・カーのコルサ、Cセグメント・サイズのコンパクトSUVのグランドランドX、ルドルパスとも呼ばれる多目的車のコンボ・ライフの3モデル。いずれも次期プジョー208、3008、シトロエン・ベルランゴの兄弟車。なお、コルサには電気自動車、グランドランドXにはプラグイン・ハイブットといったように電動化モデルも用意される予定だ。



オペル・コルサ


オペル・グランドランドX


オペル・コンボ・ライフ


文=新井一樹(ENGINE編集部)


(ENGINE 2020年5月号)

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