2021.08.27

CARS

オペルが2022年に帰って来る 導入は当初より遅れるものの、日本語サイトがオープン

コロナ禍で延期されていたオペルの日本再上陸が、いよいよ本格的に始動。まずは日本語版のウェブサイトが公開された。

GMからPSA、そしてステランティス・グループへ

オペルは1862年にドイツでミシンや自転車を作る機械製造会社として創業し、1899年に自動車の製造を開始したドイツ古豪のブランドだ。1931年にGM傘下へ入り、1960年代からは同グループ内の英国ヴォクゾールとモデル統合が進められ、GMの欧州部門的な役割を担っていた。しかし、2017年にヴォクゾールともどもグループPSAへと籍を移し、その後、PSAとFCAグループの統合により現在はステランティスの一員となっている。



2022年上半期にスタート

日本では第二次世界大戦前からオペル車が販売されており、中断を挟みながら2006年まで正規輸入されていた。2019年に当時のグループPSAは日本市場へのオペル再導入を計画し、2020年2月には日本で正式発表。2021年中にディーラーをオープンさせ、車両の販売を開始するとアナウンスしていた。

しかし、新型コロナウイルスの蔓延と半導体の供給不足との影響で延期を決定。新たな計画では2022年上半期スタートを予定している。

オペル・コルサ

オペル・クロスランド

まずは小型車を中心にラインナップ予定

当初の導入モデルは、かつて「ヴィータ」の名で販売されたBセグメント・サイズの小型車「コルサ」の6代目とそのEV版である「コルサ-e」、そしてBセグメント級の「モッカ」とCセグメント級の「グランドランド」という2車種のSUVだ。その後は、シトロエン・ベルランゴ、プジョー・リフターの兄弟車である「コンボ」など、順次ラインナップを拡大するとしている。

日本導入モデルの詳細や今後のスケジュールは、ウェブサイトで随時公開する。

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)


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