2020.05.20

CARS

【メルセデス・ベンツ300TE(1992) 長期レポート ♯21 】ちょいちょいトラブル

過去13年間分の雑誌記事をWEBで再掲載している連載です。毎週水曜日12時更新。


***


ちょいちょいトラブル

5月の晴れたある日、水温計がジワジワと上がり始めたのである。渋滞では120度付近まで上昇する。あ~! 原因はエアコンのガス漏れだった。エアコンが機能しなくなり、コンデンサーを冷却する必要がなくなったファン(ラジエターと共用)がオーバーヒート寸前まで回らなくなったのである。エアコン・ガスの減圧バルブの交換で3万9000円だった。


頑張れ44号車! 10万㎞は目の前だ!


■44号車/メルセデス・ベンツ300TE
MERCEDES-BENZ300TE
購入価格:168万円
導入時期:2008年9月
走行距離 3万4570km+9万1102km


2008年にENGINE編集部は「長期テスト44号車」としてメルセデス・ベンツ300TE(1992)を購入。1984年にデビューしたこの124型は「消耗部品をちゃんと交換していけば新車同然の状態で長く使える」と言われた名車で、それを検証すべく連載スタート。購入時の走行距離が3万4000㎞だった44号車は、12年後の2019年に走行距離30万キロを突破し、いまだ現役です。


(ENGINE2010年8月号)

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