2020.05.24

LIFESTYLE

巨大なリンカーン・ナビゲーターが置けて庭もあって居住スペースも広くしたいけど、予算も敷地も限られている!? そんな悩みを建築家のアイディアで解決しました!! 

巨大なリンカーン・ナビゲーターを停めるスペースも必要だし、居住スペースも広くしたい。そんな悩みを解決したのがこのO邸だ。雑誌『エンジン』の、クルマと暮らす理想の住まいがテーマの人気シリーズ。今回は、限られた予算の中で文字通り建築家のアイディア夢をかなえた家を紹介。デザインプロデューサーのジョースズキ氏がリポートする。

建て主の情熱と建築家のアイディアの勝利

お気に入りのクルマも欲しい。理想の家も建てたい。だが、勤め人なので予算は限られる。かかる望みを、建築家の知恵で何とか解決できないか。そう考える人は多いだろう。今回紹介する平塚市のOさん(40歳)も、同じような希望を持っていた一人だ。いや、正確に言えば、ちょっと欲張りかもしれない。これらの要望に加えて、庭があって、青空の下でビールを楽しめる家を望んでいたのだから。しかもクルマは、幅が2mで長さが5.3mもある巨大なリンカーン・ナビゲーター(2007年型)だ。一方、敷地は115平方メートル。少々条件は厳しいが、建て主の情熱と建築家のアイディアで、O邸は極めて魅力的な家となっている。

家は歪んだ形をしており、建物右手の角は直角よりも大きい。停まっているリンカーンが大きいので分かり難いが、2階建て。クルマをどければ、パーキングスペースは前庭に変わる。洗車のためお湯が出るような設備も。

大きなクルマが好きなOさん。人生初のマイカーは、ランドクルーザー・プラドだった。そして次にやってきたのが、現在所有するリンカーン・ナビゲーターである。リンカーンは歴史ある高級ブランドで、SUVのナビゲーターも豪華なモデルだ。惹かれたのは、乗り込む際にステップが自動で出てくるところと話す。

住まいがあるのは、クルマ利用が一般的なエリア。Oさんは機会があれば運転したいタイプで、所有して足かけ10年で10万キロと、順調に走行距離を重ねている。家の周囲は住宅街のため道は広くないが、案外取り回しは楽だとか。巨体にもかかわらず、近所のスーパーでも駐車場の枠内に収まるそうだ。荷室も大きく、Oさんたちの趣味である、自転車やスノーボード、キャンプ道具を積んでの遠出に便利なのは勿論、3列シートなので、二人のお子さんとご両親を乗せての帰省の時にも活躍している。

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