MC20というスーパー・スポーツカーを投入して新時代の幕開けを高らかに謳うマセラティは、ハイパフォーマンスをより印象づけるべく、量産モデルのいっそうの高性能化を断行した。
これまでレヴァンテだけに設定されていたシリーズ最高性能モデルの"トロフェオ"を、クアトロポルテとギブリにも設定してきた。4WD駆動系との組み合わせでレヴァンテに使われていたフェラーリ謹製の3.8ℓのV8ツインターボ・エンジンは、後輪のみを駆動するクアトロポルテとギブリ用に最適化され、580psを発揮する。クアトロポルテGTSの50㎰増し。現行ギブリでは初めてのV8エンジン搭載となる。80kgm以上に達する強大なエンジン・トルクを2WDの駆動輪でまかなうべく、ディファレンシャルには差動制限機構が組み込まれている。ギブリ、クアトロポルテともに2tに達するが、動力性能はさぞや強烈だろう。最高速度ひとつとっても、実に326㎞ /hに達するとマセラティは誇らしげだ。
文=齋藤浩之(ENGINE編集部)
(ENGINE2020年11月号)
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