今回のクルマは、9月に発表されたばかりのマセラティの最新モデル、MC20。2004年にジュネーブでデビューしたMC12以来、16年ぶりに、このモデナの名門スポーツカー・ブランドが放ったミドシップ・スーパースポーツカーだ。一方、合わせた服はフェンディの最新秋冬コレクション。トラディショナルなジャケット・コーディネートをベースに、インサイドアウトの構造やジップによる2WAYの着丈設定など、機能的な遊びを盛りこんでいる。マセラティがいまの時代に改めて発表したスーパー・スポーツカーには、クラシックなアイテムを機能的にアレンジしたフェンディのアヴァンギャルドな服が相応しい。
MC20はフルカーボンモノコックやグラウンドエフェクトを重視したエアロダイナミクスをはじめとする最新技術を投入しながら、古典的とも言える美しく優雅なクーペ・スタイルを持つ。ブランド史上初となるバタフライ・ドアの採用にも要注目だ。"MC"とはマセラティ・コルセ=マセラティ・レーシング、そして"20"はマセラティの新時代を告げる2020年に因んだもの。"MC" の名を冠したのは、マセラティがMC20でレース界へも復帰する意思表明でもある。そして、MC20はクーペだけでなく、コンバーチブルやフルEVモデルの準備も進めているという。搭載する自社開発の新型エンジン"ネットゥーノ"は、最高出力630PS、最大トルク730Nmの3.0リッターV型6気筒ツインターボ。欧州市場向けの生産開始は今年度末を予定、日本国内のオーダーも受付中。2650万円(税込)。
問い合わせ=マセラティ ジャパン/マセラティ コールンター Tel.0120-965-120
ファッション・ディレクター=祐真朋樹 写真=秦 淳司 グルーミング=JUN GOTO モデル=Eun-Sang
(ENGINE2020年12月号)
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