マクラーレン・オートモーティブ・アジア日本支社は、2020年に発表した新型スーパースポーツ、エルヴァのスペシャル・モデル「ガルフ・テーマby MSO」を披露した。2020年4月に日本初公開した際のエルヴァはモックアップ・モデルだったため、実走車両を展示するのは今回が初めてとなる。
ガルフ・テーマby MSOは、マクラーレンのビスポーク部門「MSO」により、オイル・ブランドのガルフがスポンサードするレース・カーをイメージしてカラーリングされたもの。マクラーレンとガルフが新たなパートナー・シップを締結したことを記念して製作され、2020年はオンラインで開催された英国の「グッドウッド・スピードウイーク」で10月に発表された。
ガルフは、1960~70年代にF1をはじめとするレースでマクラーレンと協力関係にあり、1990年代にはル・マンなどで再びタッグを組んでいる。そして2021年からはマクラーレン・オートモーティブの推奨オイル・サプライヤーとなり、レース・カーからロード・カーまですべてのマクラーレン車にガルフのオイルと燃料が充填されるという。
マクラーレン・オートモーティブの最上位カテゴリーであるアルティメット・シリーズに加わったエルヴァは、このブランドのロード・カーでは初となるオープン・コクピット・モデルで、その名は1960年代にマクラーレンの創始者、ブルース・マクラーレンが設計したレース・カーにちなむ。マクラーレン・オートモーティブとしては史上最軽量ながら、ミドシップに搭載する4.0リッターV8ツインターボは815ps/800Nmを叩き出す。
また、アクティブ・エア・マネージメント・システムと銘打った新機構を採用。これは気流をコントロールすることで走行風が直接キャビンに進入させず、キャノピーがあるかのような状態を作りだすという。
エルヴァは149台限定生産で、標準モデルの価格は142.5万ポンド(邦貨換算で約2億円)。MSOにエクストラ料金を支払えば、今回のガルフ・テーマby MSOと同じ仕様に仕立ててもらうことも可能だ。
文=関 耕一郎
(ENGINEWEBオリジナル)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
2024.12.18
LIFESTYLE
Maserati GranCabrio × PRADA スタイリス…
PR | 2024.12.19
WATCHES
365日の相棒! シンプルなデザインに最新技術を詰め込んだ、ザ・シ…
PR | 2024.12.18
CARS
【プレゼント】公道を走れるレーシング・マシンからラグジュアリー・オ…
PR | 2024.12.13
WATCHES
機能美にあふれ身に着ける人を鼓舞する時計、IWC
PR | 2024.12.12
CARS
「我が家はみんなイギリス好き」初代から3台を乗り継ぐ大谷さんの家族…
PR | 2024.12.12
CARS
SUVに求められる要素をしっかり満たしている 新しくなったルノー・…
advertisement
2024.12.20
【リセール無視、胸が高鳴る400万円台新車】第1位は武田公実が「内燃機関の在庫車が入手できるのは最後のプレゼント」と欲しくてたまらないあのクルマ!
2024.12.18
【もうええでしょう、即注文! 600~800万円台新車】第1位は編集部シオザワが「還暦を過ぎて乗ったらカッコいいジジイになれます」と大プッシュするあのクルマ!
2024.12.15
2024年版【 来い! 俺の宝船! 1000万円台】第1位は齊藤 聡が「消えゆくのを待つばかりのNA水平対向6の鼓動を楽しめる」と喜びを噛みしめたあのクルマ!
2024.12.17
【俺の年収の壁も撤廃希望! 800~1000万円新車】第1位は日下部保雄が「その昔に憧れ、今その志を受け継いだミドシップに乗れるのは幸せだ」と尊むあのクルマ!
2024.12.17
新型メルセデス・ベンツEクラスにAMGモデルのE53が登場 3.0リッター直6ベースのPHEV