2021.06.07

CARS

ジャガーXFがフェイスリフト 新しいマイルドHVを搭載し、装備の充実も図る

ジャガーのEセグメント・セダンである「XF」と、そのステーションワゴン版となる「XFスポーツブレイク」がフェイスリフトを実施。2021年モデルとして日本での受注が開始された。新型では内外装の刷新や装備の拡充が図られている。

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ちょっとだけお色直し


エクステリアは前後バンパーのデザインを変更。フロントは開口部が拡大され、リアはディフューザー風の形状が取り入れられた。フロント・グリルには1960年代のジャガーに使われたエンブレムの六角形を象ったメッシュ・パターンを採用。またヘッドライトはスリム化され、デイタイム・ライト及びウインカーとして機能するJ字型のLEDライトが2つに入るデザインとなった。

インテリアでは新形状のステアリング・ホイールやセンターコンソール、クリケットのボールをイメージしたシフト・レバーを採用。また、シート・フォームの見直すことで乗り心地の改善が図られた。インフォテインメントは最新版システムの「Pivi Pro」を標準装備し、コネクティビティを強化している。

ドライバー支援システムは、標準装備内容を拡充。3Dサラウンド・カメラやブラインドスポット・アシスト、アダプティブ・クルーズコントロール、リアのコリジョン・モニターとトラフィック・モニター、標識認識機能と可変式速度リミッター、後席からの降車時に接近車両を検知し警告するクリアイグジットモニターを備え、さらなる安全性の向上を果たした。









ディーゼルにベルト駆動のマイルド・ハイブリッドを追加

エンジンは従来モデルどおり、ガソリンとディーゼルの2.0リッター直4ターボを用意するが、「D200」に搭載されるディーゼルはマイルド・ハイブリッドを備えた新ユニットに刷新。ベルト駆動のスターター・ジェネレーター・モーターを組み合わせることで204ps/430Nmを発生する。ガソリンは、250ps/365Nmの「P250」と、セダン専用となる300ps/400Nmの「P300」の2機種で、P250は後輪駆動、D200とP300は4WDと組み合わされる。変速機はいずれも8段ATだ。

ワイヤレス充電器やアクティブ・ロードノイズ・キャンセレーション、PM2.5フィルター付きの空気イオン化テクノロジーを新たに装着。セダンでは、後方視界不良時に後方画像を映し出すクリアサイト・インテリア・リアビューミラーも選択できる。

ボディ・カラーは新規設定の3色を含む12色。価格はセダンが677〜838万円、スポーツブレイクが722〜858万円となっている。







(ENGINE WEBオリジナル)

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文=関 耕一郎

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