2022.10.05

CARS

クリアが剥がれたボロボロの屋根は綺麗になるのか? エンジン編集部のベンツを塗り直します!【メルセデス・ベンツ300TE(1992)長期リポート #143】

エンジン編集部の長期リポート44号車/メルセデス・ベンツ300TE(1992)

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雑誌『エンジン』に掲載された編集部の長期リポートの44号車、メルセデス・ベンツ300TE(1992年型)の過去13年間分の記事をWEBで再掲載している連載です。毎週水曜日12時更新。今回は走行距離が31万2500kmの2021年6月号のリポートです。◆過去の連載一覧はコチラ! メルセデス・ベンツ300TE(1992)長期リポート 記事一覧

劣化したオリジナルの塗装を修復します!


今月の走行距離は2650km。特集取材のために箱根に行ったりしたので先月より走行距離が多くなった。さて、いよいよというか、やっと時間が取れたので、念願の板金修理に出すこととなった。板金と言ってもどこかを凹ませたわけではなく、経年劣化によるルーフおよびリア・ゲートの色あせ補修である。



神奈川県相模原市にある永遠ボディーにて。見るからに痛々しいルーフとリア・ゲート。長年にわたる雨と紫外線によりクリアが破壊されてしまった。今回の板金は窓やルーフ・レールを外さず、マスキングで行う。費用を抑えるのがねらい。 (写真=茂呂幸正)

写真のように長年の青空駐車がたたり、クリアがはがれてしまっている。ルーフやリア・ゲートには白いシミのようなものが広がり、お肌ボロボロ状態になってしまっているのだ。

板金をお願いしたのは、板金だけでなく古いクルマのレストアも手掛けている永遠ボディーである。ホームページを見ると、これまでマツダ・コスモスポーツ、日産フェアレディSR311といった国産旧車からジャガー・マークII、ランボルギーニ・ミウラといった輸入車まで、多くの名車がリフレッシュされていた。さらに、神奈川県相模原にある永遠ボディーに行って驚いたのは、靖国神社からの感謝状が飾ってあったこと。なんと、靖国神社の遊就館に飾られている旧日本陸軍の戦車もレストアしたというのである。そんな名技術者たちがどんなに綺麗にしてくれるのか? とても楽しみにしている。

文=荒井寿彦 写真=茂呂幸正

■44号車/メルセデス・ベンツ300TE(1992)
Mercedes-Benz 300TE(1992)
購入価格 168万円
導入時期 2008年9月
走行距離 31万2500km


(ENGINE2021年6月号)

◆エンジン編集部のベンツ、過去の塗装トラブルの記事はコチラ!
ちょっと古いベンツのハゲハゲのボンネットを再塗装!【メルセデス・ベンツ300TE(1992)長期リポート #103】

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