2021.06.25

CARS

フィアット500が魅力をそのままに、新グレード体系を刷新

パドルシフトで走りが楽しめる「カルト」

フィアット500/500Cのラインナップが変更され、「カルト」と「ドルチェヴィータ」と呼ばれる2タイプの新規グレードによる展開となった。

カルトはベーシック・モデルで、高速巡航時の快適性を高めるクルーズコントロールやスピードリミッターのほかに、操縦の楽しみに貢献するとパドル式の変速スイッチを装備。シートとドア・トリムはブルー系で、メーターは速度計とエンジン回転計が同心円上に配置された指針式を採用。ヘッドライトはハロゲンで、14インチのスチール・ホイールに175/65R14タイヤを履く。







豪華装備の「ドルチェヴィータ」

ドルチェヴィータは上級グレードで、クルーズコントロールやポップアップ式ウォッシャー付きのバイキセノン・ヘッドライト、高さ調整式運転席シート、液晶メーター、固定式ガラス・ルーフを装備。外装にはクローム仕上げのバンパー・アクセントとテール・パイプ、フロント・フェンダーのバッジ、15インチ・アルミホイールと185/55R15タイヤを装着する。シートはサイドのサポート部が張り出した2トーン仕様。フル・オートエアコンや5:5分割可倒式リア・シート、ラゲッジルーム・ランプ、リア・パーキングセンサーといった機能装備の拡充も図られている。







エンジン・ラインナップはこれまで通り

エンジンとボディのラインナップは、ハッチバックの500が1.2リッター直4自然吸気とスマートオルタネーター付き0.9リッター直2ターボ、開閉可能なキャンバストップを持つオープン・モデルの500Cが1.2リッター直4で、いずれもシングルクラッチ式5段自動MTを組み合わせる。ドルチェヴィータは500の0.9リッター・ターボのみの設定。カルトはすべての組み合わせが用意される。

ボディ・カラーはホワイトのほか、5.5万円の追加でレッドとグレー、さらにカルト専用色のオレンジが選択できる。

価格は500が200〜261万円、500Cが266万円。

(ENGINE WEBオリジナル)

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文=関 耕一郎

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