2021.10.20

CARS

今乗っておきたいクルマ私的ベスト20 自動車ジャーナリストの九島辰也が選んだ第1位はベントレー・コンチネンタルGT!

クルマ好きはどんなクルマを欲しているのか? コロナ禍の今、「エンジン・ホット100」選考委員が身銭を切っても欲しいのはこのクルマ! 雑誌『エンジン』の名物企画、「エンジン・ホット100ニュー・カー・ランキングス」の43名の選考委員それぞれが、2021年の今だからこそ買いたい20台を挙げた。自動車ジャーナリストの九島辰也さんが、コロナ禍の今だからこそ乗りたいクルマのナンバーワンに選んだのは、ベントレー・コンチネンタルGTだ!!

コロナで先が読めない今だから乗りたい20台


コロナ禍において自動車販売に少し異変が起こっているようです。好調なのは個性的なクルマ。ジープ・ラングラーやアバルト595あたりが目に着きます。思うに、「いつか乗りたい!」が、コロナによって先が読めなくなってしまったのではないでしょうか。ということで、今回はその心境で選んでみました! 今乗りたい私的ベスト20です。

1位 ベントレー・コンチネンタルGT(V8、W12、コンバーチブル含む)



デザイン、ステイタス、パフォーマンス、そしてブランドの背景など全てにおいてパーフェクト。エスタブリッシュされた大人の男性に似合うクルマです。まさに「いつかは」と思い続けているだけに、チャンスがあれば手を伸ばしたくなります。

2位 BMWアルピナB5(リムジン、ツーリング)/D5S(リムジン)



世界で一番アンダーステイトメントなクルマだと思います。クルマ好きでなければスタンダードなBMWと同じに思われます。ですが、走り出すとその味付けば別物。独特な世界が広がります。決して見せびらかさない大人の余裕を感じる1台です。

3位 フェラーリ・ポルトフィーノM

最近乗って驚きました。フェラーリのつくるクルマは1台1台個性がはっきりしています。単なるモディファイと思ったらとてつもなく進化していました。GTカーとしてこんな扱いやすいフェラーリがあるなら一生付き合って行きたいと思います。

4位アストン・マーティンDBSスーパーレッジェーラ(ヴォランテ含む)



007大好き。アストン・マーティンには特別な想いがあります。ブリオーニかトムフォードのスーツにオメガの限定ウォッチつけて乗りたい。

5位 マクラーレンGT



マクラーレンの走りに文句の付け所はありません。あの走りは強烈です。ただへそ曲がりなので、ここはあえてのGTで走り回りたいですね。

6位 ポルシェ911カレラ&カレラ4クーペ(S含む)



これまで、993、996と乗って997を足にしています。そうなれば最新の911に興味ないわけがありません。少し大きいですが大好きです。

7位 アルファ・ロメオ・ジュリア

アルファ・ロメオは憧れのブランドです。FFのアルファには興味なくジュリアを選びました。グレードはもちろんクアドリフォリオです。

8位 BMW8シリーズ(クーペ、カブリオレ、グランクーペ)

6シリーズを乗っていたこともあり、BMWは2ドア・クーペと決めています。M850iをエストリル・サーキットで試乗したのを忘れられません。

9位 ボルボXC90

このクルマはデザイン・スタディ、コンセプトカーと海外のモーターショーや試乗会で触れてきました。愛着があります。大人のSUVです。

10位 ジャガーFタイプ(コンバーチブル、R含む)

一番好きなクラシックカーはジャガーEタイプです。その系譜と考えるとFタイプは乗っておくべき1台。いつまで生産が続くか心配です。

11位 フォルクスワーゲン・ゴルフ(新型)

80年代に多感な時期を過ごした身としてゴルフGTIは特別な存在。フツーのゴルフとは違います。センスあるやんちゃな男の子の憧れです。

12位 ジープ・ラングラー

以前人生で最も影響を得たクルマとして挙げさせていただきました。YJ、TJと乗っていたので、親しみがあります。JLのルビコンは最高!

13位 アウディA7/S7スポーツバック

18歳で最初に所有したのはアウディ80。それもありいつかは戻りたいなと。最高にクールなS7スポーツバックへの憧れは途切れません。

14位 メルセデス・ベンツEクラス

人生最後に乗るクルマはEクラスと決めています。先が読めない世の中ではこのクルマが一番安心できる気がします。W123、W124以来です。

15位 アバルト595

もう5年もフィアット500ツインエアを所有しています。どこかのタイミングで595へのステップアップを考えていますが、もしかして今かも。

16位 日産フェアレディZ(NISMO含む)

今ガレージに1969年型ダットサンフェアレディを置いています。なんか好きなんです。日本を代表するスポーツカーは我々の誇りです。

17位 レクサスIS

今年マイナーチェンジしたISはやんちゃな大人のクルマになっていました。走れるセダンで毎日を過ごすのはストレス解消にピッタリです。

18位 スバル・レヴォーグ

昨年日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばさせていただきました。STIの走りが忘れられません。街で見かけるとつい目が追いかけてしまいます。

19位 ホンダe

電気自動車への偏見はこのクルマで吹っ飛びます。ホンダの小技がびっしり詰まっています。EVデビューするならここからがいいかと。

20位 トヨタ・ハイラックス

学生時代はダットサン720に乗っていました。ピックアップが自由な乗り物である事はよく理解しています。このクルマで自由になりたい!

文=九島辰也(モータージャーナリスト)



(ENGINE2021年9・10月号)

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