2021.10.09

CARS

新型フォルクスワーゲン・ゴルフが2021年版エンジン・ホット100で8位にランクイン! 期待を裏切らないコンパクトカーのド定番!!

雑誌『エンジン』の人気企画「エンジン・ホット100ランキング」。2021年度の第8位は新型ゴルフに決定! クルマ好きのみならず、自動車界全体からも小型実用車のお手本として常にマークされる存在であり続けるゴルフ。その期待に背くことなく、ゴルフVIIIは日本上陸直後にもかかわらず、堂々のホット10入りを果たした。

ゴルフのモデルチェンジは自動車業界の一大イベント!

1974年に登場して以来、“コンパクトカーのベンチマーク”としてファミリー・カーのお手本を示してきたゴルフ。それだけに、ゴルフのモデルチェンジは自動車業界の一大イベントであり、私を含めて最新の8代目の日本上陸をいまかいまかと待っていた人は多いはずだ。

最新のゴルフだから良くて当たりまえ。迫り来るライバルからリードを広げ、コンパクトカーのベンチマークであり続けることができるのか──というのが最大の関心であるが、ゴルフVIIIはわれわれの期待を裏切らなかった。



いま私は先代のeゴルフに乗っていて、その前がゴルフGTIクラブスポーツ、さらにその前がゴルフGTEと、ゴルフVIIだけで3台乗り継いでいる。それだけにゴルフVIIIに対して人一倍評価は厳しいと思うが、実際に試乗してみると、その隙のない仕上がりに感服するととともに、ホッと胸をなで下ろした。ひとめでゴルフとわかる2ボックス・スタイルのハッチバックは、大人4人が移動するのに十分なスペースが確保され、その走りはCセグメントの基準にふさわしく、快適な乗り心地と軽快なハンドリングをさらに高いレベルに押し上げている。



それは他の選考委員の多くも同じ意見で、「Cセグメント・ハッチバックのメートル原器」(日下部)、「変わらぬコンパクトカーのド定番」(小沢)、「乗れば新型もハッチバックの教科書だった」(塩見)といった評価に加えて、「Sクラス同様、まだまだクルマって良くなるんだとただただ感心」(新井)や「味わい、立ち位置がまったく変わらずとも、しっかりと進化」(島崎)、「そのあまりの万能ぶりに心底ブッタマゲ。これこそ完璧な乗用車だ!」(清水草一)、「実用車の鑑としてはよくなりすぎているのではないか。8代目は、“プレミアム実用車の鑑”と呼びたい」(今尾)と、さらなる高みにたどり着いたゴルフにとって、ベンチマークの座はまだしばらくは安泰だろう。

ゴルフVIIIは走る・曲がる・止まるといった基本性能を磨き上げたことに加えて、電動化やデジタル化といった、いまのクルマに求められる技術が惜しみなく投入されたことも、選考委員から高い支持を得た理由である。48Vマイルド・ハイブリッド・システムの導入はその象徴で、「48V電動化と運転支援機能とデジタル化などが刷新され、一気にベンチマークに」(金子)や「ICE(内燃機関)の改良に執念を燃やす姿勢は評価」(小川)という意見のとおり、1リッターガソリン・エンジンを積むエントリー・グレードでも期待以上の走りを見せてくれる。

フォルクスワーゲン・ゴルフ(新型) eTSIアクティブ・ベーシックは全長×全幅×全高=4295×1790×1475mm、ホイールベース=2620mm、車両重量=1310kg。フロントに横置きされる1リッター直3は最高出力110ps/5500rpm、最大トルク200Nm/2000~3000rpmを発生。13ps、62Nmを発揮するモーターを組み合わせ、7段自動MTを介し前輪を駆動する。車両価格=291万6000円~

また、コックピットについても物理スイッチを極力減らしてデジタル化を推し進めていて、「インテリアのデジタル化とイルミネーションがゴルフらしからぬ進化」(吉田)を遂げている。

そういった進化により、「見て、触れて、乗ったら“やっぱりゴルフ”と感心」(島下)や「乗るたびに発見があるので飽きない」(竹岡)という言葉どおり、ゴルフの名にふさわしいクルマに仕上がっていることは間違いない。そんなゴルフをいま選ばない手はないだろう。

文=生方 聡 写真=望月浩彦

(ENGINE2021年9・10月号)

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