2021.09.30

CARS

スバルWRXがフルモデルチェンジ! 排気量を2.4リッターに拡大

スバルが新型WRXのアメリカ仕様車を初公開した。日本のラインナップではWRX・S4に相当する4WDのスポーツセダンだ。

「ヴィジヴ・パフォーマンス」がモチーフ

スタイリングは2017年の東京モーターショーで発表されたコンセプト・カー、「ヴィジヴ・パフォーマンス」に基づいていることが見て取れる。トランクの短いクーペ・ライクなプロポーションや、前後ライトの形状、六角形のホイールアーチを縁取る整流効果を持たせた黒いトリムなどはヴィジヴ・パフォーマンスにも盛り込まれていた意匠だ。





ついに2リッター・オーバーに

エンジンは水平対向4気筒直噴ターボで、排気量は従来の2.0リッターから2.4リッターへ拡大され、最高出力275ps/最大トルク350Nm(換算値)を発生。駆動方式は全車4WDで、6段MT車はビスカスLSD付きセンターデフ式、スバル・パフォーマンス・トランスミッション(CVT)車は電子制御の不等可変トルク配分式となる。

シャシーはスバル・グローバル・プラットフォームをベースに、フル・インナーフレーム構造や構造用接着剤を組み合わせて高剛性化。前ストラット/後ダブルウィッシュボーンのサスペンションはボディ剛性の高さを活かすセッティングとし、接地性や安定感の向上を図った。





北米での販売開始は2022年

インテリアでは新設計のレカロ社シートを用意。パワーステアリングはなめらかさと応答性を追求した電動2軸式。パワートレイン、ステアリング、ダンパーのほかエアコンなども統合制御する走行モード切り替えシステムも設定した。

米国仕様車の発売は2022年の予定。日本仕様やコンセプト・カーでも提案されたSTI仕様など、今後の展開も期待されるところだ。





文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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