2021.11.25

CARS

「脱贅沢」を突き詰めた超高級車 ロールス・ロイス・ゴーストにブラック・バッジ登場

ロールス・ロイスが2021年10月に英国で発表した「ブラック・バッジ・ゴースト」の受注が日本で開始された。ゴーストが掲げるテーマは「ポスト・オピュレンス」。これに「脱贅沢」という訳を当てられることも多いが、それは「華美さを排した先にあるものを目指した」と言い換えることもできる。今回のブラック・バッジは、ゴーストのポスト・オピュレンスを極限までに突き詰めた仕様だ。

4人の職人が磨き上げたボディ

デザインでも贅沢のミニマリズムを追求。全身をブラックで統一したエクステリアは45kgの塗料を用いてペイントし、2層のクリアコートを行ったのち、4名の職人が手作業で磨きをかける。象徴的なグリルやエンブレムは塗装ではなく、ステンレスをベースにダーククロームのメッキ加工が施されている。





内装もダークに仕上げる

21インチのホイールは44層のカーボンファイバーで構成されるリムに、鍛造アルミのハブを組み合わせ、ホイール・ファスナーには航空宇宙産業グレードのチタン素材を用いている。ほかのロールス・ロイス・モデル同様、センター・キャップはロゴが常に直立するフローティングタイプだ。

インテリアはカーボンと金属でコーティングされた糸を組み合わせたダイヤ柄の装飾が施されたウッド・パネル、物理蒸着法で着色した金属部品などを用いることで、質感を高めながら派手な光沢を抑え、ダークな雰囲気を強めている。内装色は展示車のようにコントラストの強いブラックとターコイズブルーをはじめ、ユーザーの希望で色や素材が選べる。





6.75リッターV12は600psを発生

エンジンは6.75リッターV12ツインターボで、ベース・モデルのゴーストに対して29ps/50Nm増となる600ps/900Nmを発生。ZF製8段ATは、エンジン強化に合わせて特性を変更した。駆動方式は4WD。シャシーはトランスミッションと協調作動する4輪操舵と、容量を拡大したエアサスペンションを装備している。

納車開始は2022年第1四半期を予定。価格は、標準仕様が4349万円、上級版オーディオや後席エンターテインメントシステムなどを追加した発売記念仕様は4851.6万円となっている。





文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

RELATED