2021.12.01

WATCHES

PR

スタイルのある時計が欲しい! GLASHÜTTE ORIGINAL(グラスヒュッテ・オリジナル)篇

クルマは移動の手段としても役に立つだけでなく、退屈な日常をウキウキした気分に変える不思議な魅力を併せ持っている。 時計も同じだ。時刻を知る道具であることを超えて、着けるだけで生活に彩りを添えてくれる良きパートナーでもあるのだ。だからこそクルマも時計も、自分に合ったスタイルのある1台、1本を選びたい。そんな想いを込めて、芸術的な装飾が施されたグラスヒュッテ・オリジナルの特別な限定モデルの魅力を時計ジャーナリストの鈴木裕之が解説する。

メカニカルなムーブメント造形を 時計のスタイルにまで昇華

ドイツ高級時計の聖地となったグラスヒュッテ。現在ここで作られる数々の時計は、19世紀から培われてきた伝 統的な技法や仕上げを忠実になぞったものが多い。そうした中で、グラスヒュッテ・オリジナルの「パノインバース」は、現代的な意匠のリバースムーブメントを盛り込んだ意欲作。 

ジャーマンスタイルを象徴するダブルスワンネックをダイアル側に配しているのだ。ヒゲゼンマイの有効長を変えることで、時計の進み遅れを制御する緩急微調整装置は、1888年からグラスヒュッテで用いられてきた技術。さらに「パノインバース」では、ヒゲゼンマイの巻き出し位置を調整する可動ヒゲ持ちにも同様の微調整装置を取り付けてダブルスワンネックとしている。

原型は同社製の手巻きムーブメントだが、テンプ回りをダイアル側に配するために完全新規設計とされたことも大きな特徴だ。2019年からはこの "見せるためのムーブメント"に芸術的な装飾を施したリミテッド・エディションも展開。2021年モデルではドレスデン美術大学の荘厳なドームを彷彿させるギヨシェを、ダークグレーのガルバニック加工で仕上げている。伝統技法 と現代性を見事に融合させた新しいスタイルにはただ見惚れるばかりだ。


パノインバース・リミテッド・エディション
グラスヒュッテ製のジャーマンムーブメントを象徴する 3/4プレートと、ダブルスワンネックを備えたテンプ受けを文字盤側に配することで、ムーブメントの意匠を、時計のスタイルにまで昇華させたパノインバース。世界限定25本となる今年のリミテッド・エディションでは、ここに卓越した技術者のみが使用を許される専用工作機械を使った精巧なギヨシェが施される。自動巻き。 プラチナ、ケース直径42mm、厚さ12mm。ブティック限 定モデル。572万円。


ダイアル同様にケースバックも放射線状に広がるかのように見事なエングレービングが施され、モダンアートのような佇まいだ。幾何学的な独特のパターンの中央にはシリアルナンバーが刻まれる。また、カットされたブリッジから覗くチラネジ付きテンプの姿もなんとも優美だ。

ブランドのエッセンスが詰まった限定モデルも見逃せない!




セネタ・エクセレンス・パーペチュアルカレンダー – リミテッド・エディション
曜日表示、パノラマデイトなどグラスヒュッテ・オリジナルの代表撃な機能を全て搭載したパーペチュアルカレンダー・グランドコンプリケーションの限定モデル。理論上は2100年までリセットする必要がないムーブメントの卓越した高精度はもちろん、ローズオパーリンのダイアルにダークブルーの針とインデックスのモダンな配色に目を奪われる美しいモデルだ。自動巻き。ステンレススティール、ケース直径42㎜。260万7000円。世界限定100本。

◆グラスヒュッテ・オリジナルの詳しい情報はコチラ◆

問い合わせ=グラスヒュッテ・オリジナル ブティック銀座 Tel. 03-6254-7266


文=鈴木裕之 写真=近藤正一 スタイリング=石川英治(T.R.S)

(ENGINE2022年1月号)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録