2021.12.24

CARS

元祖ホットハッチ、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIが8代目に進化した

8代目に進化フォルクスワーゲン・ゴルフのスポーツ・モデル、GTIの日本導入が発表された。2022年1月7日から販売が開始される。

先代のGTIパフォーマンスと同じ245psへと出力アップ

エンジンは第4世代のEA888型2.0リッター直4直噴ターボを搭載。最高出力245ps/最大トルク370Nmは、先代の上位仕様だったゴルフGTIパフォーマンスと同値。トランスミッションはデュアルクラッチ式7段自動MTのDSGだ。





ブレーキLSDに油圧式デフ・ロックを追加

駆動系には、電子制御油圧式フロント・ディファレンシャルロックを標準装備。また、油圧式デフ・ロックとブレーキを用いた電子制御式LSDの「XDS」を統合制御するビークルダイナミクスマネージャーを採用し、従来以上に正確なハンドリングを実現するという。オプションで、減衰力を電子制御で可変制御するアダプティブ・ダンパーを備えるとともに、ステアリング特性の切り替えも行える「DCC」も選べる。



X字のフォグランプがGTIの証

エクステリアは、ヘッドライトとグリルをつなぐ赤いストライプと、バンパー・グリルの左右にX字型に配置されたフォグライトが特徴。また、フロント・スポイラーやサイド・シル、リア・スポイラーや18インチ・ホイールなどもGTI専用品となる。Cd値は通常モデルの0.3から0.275へ向上している。

インテリアはヘッドレスト一体型の「トップスポーツシート」を採用し、表皮はGTIが伝統的に使用するタータンチェック柄のファブリック。パーフォレーテッド・レザーを巻いた専用ステアリング・ホイールには、赤いアクセントとGTIエンブレムが装着される。デジタルメーターは、回転計を中央に配置した専用仕様だ。

ボディ・カラーは7色を設定。価格は466万円。従来型と比べると、GTIパフォーマンスよりは17.9万円安いものの、GTIよりは42.1万円高くなった。





文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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