2022.01.09

CARS

往年の名車、アルファ・ロメオGT1300ジュニアをモチーフにした特別仕様車

アルファ・ロメオがDセグメント・サイズの「ジュリア」と「ステルヴィオ」に限定車の「GTジュニア」を設定した。1965〜77年に10万台近くが生産されたGT1300ジュニアをモチーフにした特別で、ベースとなるグレードはジュリアが2.0ターボ・ヴェローチェ、ステルヴィオが2.0ターボQ4ヴェローチェで、専用外装色とスポーティな走りをもたらすアイテムを与えられる。

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GT1300ジュニアのカラーリングをアレンジ

ボディ・カラーのリーパリーオーカーはGT1300ジュニアに採用された塗装色を現代風にアレンジしたもの。フロント・グリルとドア・ミラー、テール・パイプ、ブレーキ・キャリパーはブラック仕上げとなる。



アクティブ・サスとLSDを装備

ホイールは新デザインの5ホール・タイプで、ジュリアは19インチ、ステルヴィオは21インチを採用。メカニズム面では減衰力調整式アクティブ・サスペンションとLSDが搭載される。また、ダブル・サンルーフと後席シート・ヒーターを特別装備する。

ヒーター付きスポーツ・レザー・ステアリングやブラック・スポーツ・レザーシート、ナビゲーションと地デジTVチューナーを備えたインフォテインメント・システム、ハーマンカードン製オーディオなどは、ベースモデルのヴェローチェ同様、標準装備となる。



ジュリアが99台、ステルヴィオが40台

280ps/40.8kgmを発生する2.0リッター直4ターボ・エンジンや8段ATのパワートレインはベースモデルと変わらず。ジュリアはFRの後輪駆動、ステルヴィオはFRベースの4WDとなる。

販売台数はジュリアが99台、ステルヴィオが40台。価格はジュリアが680万円、ステルヴィオが792万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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