2022.01.10

CARS

フィアット・パンダに4WDが再び登場 160台限りなのでお見逃しなく

フィアット・パンダに特別仕様車「ストリート4×4」が設定された。カタログ・モデル(通常販売車両)にはない4WD仕様で、悪路走破性とスポーティなハンドリング、日常使いにもマッチするエクステリアを併せ持つ限定車だ。

通常デザインにオフロード色を追加

エクステリアは、以前限定販売された4WDモデルの特別仕様車「パンダ・クロス」が専用のフロント・マスクなどを備えていたのに対し、ストリート4×4は前輪駆動(FF)モデルをベースに前後バンパーなどを専用品に変更することで4WDらしいオフローダーのイメージを付加している。



ボディ・カラーはグレーの専用色

ボディ・カラーは専用色のダークセラミックグレー。前後バンパーにはシルバーのアンダーガード風の装飾が施され、フロント・フォグランプも標準で備わる。ホイールは15インチのスチールで、アバルト用を思わせるスポーティなデザインとなっている。また、ボディラインに溶け込むブラックのルーフレールも特別装備する。

インテリアは、前席にヒーターを内蔵する専用デザインのファブリック・シートを装備。ヒーター付きフロント・ガラスやダストポーレンフィルター付きフルオート・エアコンやセンターコンソール収納の追加とあわせて、使い勝手向上が図られている。



前輪駆動モデルには設定されないMT仕様

エンジンはツインエアこと85ps/145Nmを発生する875cc2気筒ターボで、トランスミッションは6段MT。コーナリング時に内輪の空転を抑制する電子式ディファレンシャルロックにより、ハンドリングの正確性が高められた。また、駐車時に障害物との距離をアラーム音で通知するリア・パーキングセンサーも追加している。

発売は1月15日で、販売台数は160台。価格は242万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement