2022.02.16

CARS

自動車ジャーナリストのみなさんに聞きました「これまでに出会ったクルマの中で、もっとも印象に残っている1台はなんですか?」


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この手の「思い出の1台」を上げる企画ではいままで何度も取り上げてきたという石井昌道さんの1台はマツダ・ロードスターだ。正確にはユーノス・ロードスター。時代は90年代の初めの頃、自動車雑誌の編集部でアルバイトをしながら就活をしていた石井さんを現在の道に導いたのがロードスターだった。



そんなロードスターでレースにもチャンジした石井さん、右も左もわからないなかでロードスターとともに文字通り人としても成長しながら、運転の腕を磨いた。いまこの仕事を続けられているということは、人生の師匠といっても過言ではないという石井さんにとって、ロードスターはまさに人生を決めた1台だった。



生方聡さんとフォルクスワーゲン

自動車ジャーナリストの生方聡さんは、フォルクスワーゲンのことならなんでも知っているワーゲン通だ。なにしろこれまでに所有した30台のクルマのうち約半分がフォルクスワーゲンだという。さらにいうと、なかでも特別なモデルがあって、生方さんはどっぷりとそのクルマにハマることになる。



生方さんが所有したフォルクスワーゲンのうち、結局10台も乗ることになったのは言わずと知れた小型車のベンチマーク、ゴルフである。生方さんが初めて運転したゴルフは、1992年に上陸したゴルフ3で、自動車ジャーナリストとしての人生もここから始まった。その後、ひょんなことからゴルフ4が発売されるタイミングでフォルクスワーゲンのムックを手がけることなると、生方さんはこの時、衝撃的な出会いをすることになる。取材のために乗った1983年式のゴルフ1だ。パワステなし、快適装備なし、安全装備もほとんどない、時代遅れの古いクルマのはずが、いざ走り出すと衝撃を覚えるほど気持ちよく走った。翌年、生方さんは「愛車にしたい」という気持ちが抑えられず、ゴルフ1を購入する。それがマイ・ファースト・ゴルフだった。



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