2022.02.16

CARS

自動車ジャーナリストのみなさんに聞きました「これまでに出会ったクルマの中で、もっとも印象に残っている1台はなんですか?」

あらためてクルマとともに過ごしてきた来し方を振り返り、クルマが私たちの人生にもたらしてくれたものについて、じっくりと考えてみるスペシャル企画「わが人生のクルマのクルマ」。このタイトルは先日亡くなられた石原慎太郎さんの小説『わが人生の時の時』にヒントを得て付けました。石原さんの作品には、作家が人生の中で遭遇した「決定的な時」をめぐる40の物語が集められています。ENGINEの企画では、ジャーナリストおよびENGINE関係者のみなさんに、それぞれの人生の中で出会った「決定的なクルマ」について語ってもらいました。その中から今回は、ジャーナリストのみなさんの「もっとも印象に残っている1台」を、ダイジェストで紹介します。

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飯田裕子さんは4WDをリスペクト!

人生を変えるような衝撃的なクルマが色々とあって悩む、と告白してくれたのは飯田裕子さん。かつてはスバルWRXタイプRA STi(GC型)を自ら所有して、ワインディングはもちろんダートラ場や氷上をガス欠するほど走り回っていたこともあった。そのおかげもあって4WDへのリスペクトは並々ならぬものがあるという。



そんな彼女が、色々と考えた末にもっとも印象に残っている1台としてあげたのは、2世代目のアウディRS6アバントだ。5リッターV10ツイン・ターボを搭載し、580馬力を発揮したRS6アバント、その性能を確認する場所は日本にあろうはずもなく、飯田さんはそれをドイツのアウトバーンで体験した。アクセルを緩めるのも超慎重になるような200km/hオーバーの高速走行でRS6アバントがどんな振る舞いをみせたのか。詳しくはその体験を記した本編をご覧いただくとして、それ以来飯田さんの4WDへの尊敬はゆるぎないものになった。そんな飯田さん、でも現在の愛車は、こちらも大好きなポルシェ・ボクスターの自然吸気6MTです(笑)。



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