2022.04.01

LIFESTYLE

自家製サワークリームで食べる、ロシアの絶品水餃子“ペリメニ”を試した!

新鮮サワークリームで和えたロシアの水餃子、ペリメニ。日本では珍しい専門店を幡ヶ谷に訊ねた。

いくらでも食べられる

東京・幡ヶ谷の商店街の路地に潜む『ペリメニキッチン』は、ロシアの水餃子「ペリメニ」の専門店。17年9月にオープンした店内はカウンター13席のみで、ひとりでも気兼ねなくくつろげる雰囲気だ。

おまかせコースのメインのペリメニは、作りたての自家製サワークリームで和えられて登場する。サワークリームのまろやかな酸味とペリメニの皮の小麦の風味に続き、粗挽肉の旨味が広がるペリメニは、皮と具のバランスも絶妙。なめらかな皮とプリッとした粗挽肉がするりと喉を通り、いくらでも食べられそうだ。

通信販売の「豚のペリメニ 粗挽(冷凍)」は1200円。

「皮と具が口の中で一体になるように肉の挽き方も工夫しました」と語る店主の小山陽氏は、さまざまなジャンルの経験を積んだ料理人。肉の挽き方には、かつて専門店でサルシッチャを作っていた時の経験が生きているという。一方、厳選した小麦や石臼挽きの全粒粉など、数種類の粉を合わせることで生地の味を安定させる発想は、昔勤めたコーヒー会社の世界観に影響を受けているのだ。

素朴で風味豊かなペリメニは、通販も可能。食生活に変化がほしい時に試してみては?

店内はカウンターとテーブル1卓で計10席。毎月、月末月初の2週間のみ営業。月の半ばは製造と発送業務のみ。

文=小松めぐみ(フード・ライター) 写真=古田登紀子

(ENGINE2022年4月号)

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