2022.03.06

CARS

エンジンを三菱製に変更 日産キャラバンのディーゼル車がマイナーチェンジ

日産が商用バンのキャラバンのディーゼル車をマイナーチェンジ。パワートレインを刷新するとともに、安全装備の充実を図った。

三菱製4N16型を搭載

エンジンは日産製の2.5リッター直4ディーゼル・ターボのYD25型から、三菱製の2.4リッター直4ディーゼル・ターボの4N16型へ変更した。それにともない出力も129ps/356Nmから132ps/370Nmへアップ。新エンジンは尿素SCR(選択的触媒還元)システムを搭載することで平成30年排出ガス規制に適応している。トランスミッションを5段ATから7段ATに変更したことと合わせて、燃費性能が12%向上した。



フロント・グリルやバンパーも新しくなった

エクステリアは、2021年10月に改良されたガソリン車同様、フロントのグリルとバンパーのデザインを変更。ボディ・カラーにはピュアホワイトパール、ミッドナイトブラック、ステルスグレーという3色の新色を追加した。

インテリアもガソリン車と同じく、黒基調の新デザインへ刷新。また、疲労軽減に寄与するスパイナルサポート機能付きシートを標準装備とした。さらに、歩行者検知可能な緊急ブレーキや踏み間違い衝突防止機能、アラウンドビュー・モニターなどの新規採用で、全車がサポカーSワイドの対象となった。

そのほか、内外装を専用仕様とした最上級機種の「グランドプレミアムGX」を新規設定。同時に、MT車とディーゼル車のワイド・ボディは廃止された。

価格は309.54万円〜418.22万円となっている。



オーテックの架装モデルも同時改良

オーテックジャパンが製作する車種の改良版も同時発表。特別仕様車のプロスタイル、車中泊仕様、車椅子対応車のチェアキャブ、保冷車やリフター付きバンなどのワークユースビークルも、ベース車と同じ変更が施されている。

価格は344.41万円〜521.2万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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