2022.03.22

CARS

ライバル、トヨタRAV4対策でちょっとタフ顔に! 2代目マツダCX-5がマイナーチェンジで進化。

発売間もないモデルであっても毎年のように商品改良を行うのがマツダの流儀である。2016年末に発売された2代目CX-5も同様だが、今回は「大幅改良」と銘打つだけあって、ボディ前後のデザイン変更にまで踏み込んだことと(一見大差ないようだがほとんど新しいパネルだという)、2種類の新グレード追加が特徴だ。

タフな顔のオフロード仕様


新たに追加されたのは「フィールドジャーニー」と「スポーツアピアランス」という特別仕様車である。特別仕様といっても期間や台数が限定されてはいない通年販売車だ。



フィールドジャーニーはオフロード風味を前面に打ち出したモデル。これまで都会的で洗練されたSUVを志向してきたマツダだが、ライバルの動向を見据えた対応策ということか、前後バンパーやサイド部分にアンダーガード風のシルバー・ガーニッシュを採用したほかオールシーズン・タイヤを装備、またフロント・グリルとエアコン・ルーバーなどのインテリアにライムグリーンのアクセントが加えられた。さらに走行モード切り替え機能には従来のノーマルとスポーツにオフロード・モードが加えられた。実際に模擬コースでオフロード・モードを試すと、1輪が完全に浮いてしまうような場合でも空転輪にブレーキをかけることによってほかの接地輪の駆動力を確保して難なく進むことができた。



一方、スポーツアピアランスはグリルやバンパー下部、ホイールアーチなどをグロスブラックで装ったスポーティ仕様で、こちらは内外装に赤の差し色が入る。引き算の美学を旨としてきたはずのマツダにとって、このような加飾は宗旨替えと見られるかもしれず、ちょっとした冒険でもある。そういえばCX-5が大ヒット中の北米でも先日CX-50というオフロード寄りのモデルを発表している。CX-5はマツダの世界販売台数の3分の1を占めるという主力モデルだからこそ、市場の変化に柔軟に対応しなければならないのだろう。

文=高平高輝 写真=郡 大二郎



(ENGINE2022年4月号)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

PICK UP



RELATED