2022.03.21

CARS

レクサスESに強力なライバル出現 フランスのエスプリ漂う高級サルーン、DS9デビュー

DSオートモビルがフラッグシップ・モデルとなるDS9の日本での販売を開始した。プラグイン・ハイブリッド(PHEV)とガソリン車をラインナップする高級サルーンだ。

パリの文化を具現化

DS9は流麗なルーフラインを持つ3ボックスの4ドアで、ボンネットの上に配したピラミッドが多数重なっているように刻まれた模様のクル・ド・パリ加工を施したクロームのモールディングや、ルーブル美術館のピラミッドをモチーフにひし形にレーザー加工したテールライトのリフレクターなど、エクステリアはパリの文化を具現化するDSらしい凝った造形が目を惹く。ふろんとからリアまで多用されたクロームは1930年代のフランスで見られたコーチビルダーが手掛けたクルマをイメージしたものだという。



Eクラスや5シリーズとほぼ同等のボディ・サイズ

ボディ・サイズは全長4940mm×全幅1855×全高1460mm、ホイールベースは2895mm。プラットフォームはプジョー508と同じEMP2の進化版を用いているが、メルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズと同じDセグメント・サイズのプジョー508に対し、全長を190mm、ホイールベースを95mm延ばすことで、メルセデスEクラスやBMW5シリーズといったEセグメント・セダン級の立派なボディを有する。



DS独特の手法で高級感を演出

インテリアは、随所に用いられる菱形と三角形のモチーフやB.R.M.製アナログ時計などほかのDSモデルと同じ共通の意匠が盛り込まれている。さらに、あえてダッシュボードなどに木を用いずに革を張り込むことなどDS独特の手法で高級感を演出している。

ダッシュボード中央には8.0インチのタッチ操作式画面を設置し、その下には使用頻度の高いスイッチと音量ダイヤルを配置することで使い勝手を向上。また、長いホイールベースを活かし、サルーンにふさわしく広い後席空間を実現している。



ガソリンとプラグイン・ハイブリッドを設定

パワートレインはガソリンとプラグイン・ハイブリッドの2種類を設定。ガソリンは1.6リッター直4ターボで225ps/300Nmを発生する。プラグイン・ハイブリッドは200ps/300Nmの1.6リッター直4ガソリン・ターボに110psのモーターを組み合わせたもの。システム全体では250ps/360Nmに達する。モーターのみでの走行も可能で欧州WLTCモードで61kmのEV走行も可能だ。変速機はどちらも8段ATを用い、前輪を駆動する。

先進技術では、走行位置を車線中央だけでなく左右にずらすこともできるレーンキープ機能を備えた運転支援システムや、カメラで路面をスキャンしたデータを用いて電子制御可変ダンパーの減衰力を調整するサスペンションや、6つの配光モードを自動で使い分けるLEDヘッドライトなどを採用している。

グレードはリヴォリと上級仕様となるオペラの2タイプ。どちらもガソリンとプラグイン・ハイブリッドが選べる。価格はガソリンが630万円と699.9万円、PHEVが718万円と787.9万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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