2022.03.31

CARS

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竹岡圭さんがルーテシアでロング・ドライブ 海鮮料理とかき氷に舌鼓を打ち、満開の桜に心を奪われる

オレンジのボディ・カラーが眩いルノーのコンパクト・ハッチバック、「ルーテシア」に乗ってモータージャーナリストの竹岡圭さんが、美味しいものと綺麗な風景、できればお花見なんかも求め、初春の伊豆へと向かった。残念ながら空は生憎の雨模様だったが、海鮮料理とかき氷に舌鼓を打ち、満開の桜に心を奪われつつ、ルーテシアの走りを堪能できる楽しいドライブになった。

ボディ・カラーはオレンジュバレンシアMを含め、全6色から選べる。

ルーテシアを同時に3台所有していた!?

ルノー・ルーテシアにはちょっと特別な思い入れがあります! 何を隠そう、私が2017年からラリーを始めるにあたり、いちばん最初にマイ・ラリー・マシンに仕立てたモデルが、2001年式ルノー・ルーテシアRSだったからです~。

ラリー始めたばかりなので、あっちをブツけ、こっちをブツけ、また縁あって本番車も練習車もルーテシアで~! なんてことになり、一時は街乗りを含め都合3台所有しておりました(笑)。

ちょっとたれ目の「ブサカワイイ」と呼ばれたお顔、私は大好きでしたが世間的にはいまひとつだったんでしょうか? マイナーチェンジですっかりフェイスリフトされてしまいましたっけ……。

視界が良いのもルーテシアのポイント。

機能性とオシャレを両立

晴れ女の私が張り切り過ぎたのでしょうか? 残念ながらドライブ当日は花曇り。しかし、このオランジュバレンシアMというスペインのバレンシアの光を彷彿とさせるような(と言いながら、実は行ったことないけど(笑))オレンジ色のルーテシアは、太陽の光に負けないくらいの鮮やかさを持ちつつ、曇り空でも品のある光り方をして艶やかに輝いています。思わずシャッターを押したくなる、そんな絵になる力がありましたね。

現行のルーテシアは私が所有していたモデルから3世代ほど時は流れていて現在は5世代目。プラットフォームからしてすっかり今の時代の子として洗練されました。ドライバビリティも安全性もグッとグレードアップされたのが特徴です。

ドライバー側に少し傾けられたコクピットは、スッキリとまとめられて使いやすさに溢れていました。機能性とオシャレの両立が、ルノー車のデザインの真骨頂だと常々思っているのですが、甘すぎず辛すぎずといったところ。収納はドライブ中に必要なものが収まるところにキレイに片付くので、スペースが限られるコンパクト・カーながら、快適度の高い空間が生み出せます。

スッキリとまとめられて使いやすさに溢れるインパネ。

疲れにくいシートはルノーの十八番(おはこ)。

好燃費と力強さを両立

ドライブの当日は三寒四温の中でもかなり寒い日でした。しかしそのおかげで、ステアリング・ヒーターのありがたみを体感できました。シート・ヒーターとステアリング・ヒーターを使用すれば、エアコンよりもよほど早く暖を取れるのはもちろん、エアコンの温度を高くしなくても快適に過ごせます。そうすれば室内の乾燥も抑えられるし、当然燃費にだって有利なわけです。ちなみに、エアコンのスイッチは大きなダイヤル式なので運転中の手探りでの操作性は抜群です。

大きな丸形のダイヤルを用いた空調のスイッチ。手袋をしていても確実に操作できるほど、使い勝手がいい。

ルーテシアのパワートレインは1.3リッター直4直噴ターボ・エンジンと、パドルシフトを備えた電子制御デュアルクラッチ式7段自動MTのEDCを組み合わせることで、元々好燃費と力強さを両立しているのですが、エアコンは意外と燃費に響くもの。燃料価格が高騰している昨今、日常使いや出動機会の多い車種だからこそ燃費に気が遣われているのは嬉しい限りです。

クルマのことをあれこれ考えているうちに桜の名所に到着。昨今はコロナ禍の折、お花見も気を遣わなければならなかったりしますが、そんなことはお構いなしに懸命に咲き誇る桜の花。嵐を吹き飛ばす勢いで、見事な絶景を作り出していました。やはり桜を愛でてあげたいと思うのは日本人の心ですよね。フランスも花を愛でる国ですから、心通じ合うものがあるのかもしれません。

ボディ・カラーはオレンジュバレンシアMを含め、全6色から選べる。

2020年欧州市場で販売台数第1位を獲得したルノー・ルーテシアの詳しい情報はコチラ

移動を楽しいドライブに変えてくれる

さて、桜を魅了されたあとは寒さを避けて一路伊豆を目指します。そこそこのロング・ドライブではありますが、コンパクト・ボディにもかかわらず直進安定性が高いので高速道路はかなりラク。小排気量ターボ・エンジンも加速がなかなかに鋭く、合流なんかでもカッタルサとは無縁です。

箱根のワインディング・ロードに差し掛かってもボディの剛性感が上がったのがしっかりと手応えとして伝わってきます。とにかくライントレース性能が高いんですよね。クルマの素性の良さがしっかりと感じられました。ルーテシアは日常の移動時間を楽しいドライブに変えてくれる、そんなクルマです。

ワインディング路ではクルマの素性の良さがしっかりと感じた。

と、調子よく気持ちよく走っていたのですが……ナント! ここで季節外れの雪(笑)。雪見桜なんてめったに見られるものではないですが、こりゃたまらんと海沿いの道に下ることにしました。

海沿いの道はストップ&ゴーの信号もあるし、周りの交通も増えます。しかも伊豆周辺は急に狭くなるところも意外と多いんですよね。ここで活躍してくれるのは、やはりペダル・フィーリングの良さと、低速トロトロ状態でもギクシャク感の少ないEDCです。そして、これが大切なんですけど、視界の良さ! が利きます。どんなシチュエーションでもドライバーをフォローしてくれる。基本性能の高さはサスガといったところです。

低速トロトロ状態でもギクシャク感の少ないEDCのおかげで一般道でもとても扱いやすい。

桜満開の絶品かき氷を堪能

今回の目的地のひとつであるカフェに到着。私がレギュラー出演しているテレビ番組『なかなか日本!高速道路DRIVE1バン旅』の相棒、中村優ちゃんオススメの「キッチンZEN」です。優ちゃんに入り口が狭いと聞いてはいたけれど、ホントに狭いっ! 見逃すかと思いました(笑)。

伊豆稲取駅近くにある、テレビで共演している中村優ちゃんオススメのカフェ「キッチンZEN」。

そういった狭いところではとくに、この視界の良さとボディ・サイズのコンパクトさのありがたみが強く感じられるんですよね。その狭い通路を抜けた先には、絶好の景色が開けていました。晴れた日に、ここにルーテシアを置いて写真撮ったら最高にキレイだろうな~、なんてバレンシアの風を想像してみたりして……。

この寒さで……と一瞬迷ったものの、せっかくだからとキッチンZENの一押しであるかき氷を注文。春のメニューの中から「桜ティラミス満開」を選びました。お店の方に「桜が咲いているかき氷ですよ」と説明され、昭和頭では、桜の枝でも差してあるのかな? と想像していたら、登場したかき氷の上には、目にも鮮やかな満開の令和の桜が描かれておりました(笑)。お味の方もかき氷の常識を超える絶品の美味しさでしたよ~。

「キッチンZEN」のオススメはかき氷。竹岡さんが注文した「桜ティラミス満開」は表面に描かれた写真映えする桜の木と菜の花の絵柄も魅力。

「桜ティラミス満開」は、桜シロップとレアチーズシロップのかき氷の下にチョコカステラが入っていて、かき氷とは思えない濃厚な味わいとなっている。

帰路が短く感じた

甘味でホッとひと息ついたあとは、さらに南を目指します。やっぱり伊豆に来たら海鮮を味わっていかないと、というわけでたどり着いたのは弓ヶ浜。小学校の臨海学校で訪れたのも弓ヶ浜学園でした。

ようやく雨の上がった海辺でひと休みしたあとは、お待ちかねの海鮮料理。地物のコリコリとしたアワビと、伊勢海老の甘いお味噌汁に舌鼓を打ちながら、クルマも伝統も、いいものは時を重ねて受け継がれていくのだなと、シミジミ思いました。

弓ヶ浜の目の前にある青木さざえ店。食事のほか、海産物の販売や民宿も併設している。

刺身定食のお刺身とあわびのお刺身、伊勢海老のお味噌汁。あわびやさざえ、伊勢海老、鯵など南伊豆で水揚げされた新鮮な海産物がその場で味わえる。

目まぐるしく変わる天候と路面の中での今回のロング・ドライブ。定評のある疲れ知らずのシートに身を委ねつつ、どんなシチュエーションでもしっかりと路面とクルマと対話しながら家路につきました。帰路が思ったよりも短く感じたのは、やはりルーテシアの運転が楽しかったからに違いありません。

文=竹岡 圭 写真=郡 大二郎

(ENGINE WEBオリジナル)

伊豆・弓ヶ浜に着いた頃には雨はかなり小降りになっていた。

2020年欧州市場で販売台数第1位を獲得したルノー・ルーテシアの詳しい情報はコチラ

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