2022.04.26

CARS

祝復活 スズキのコンパクトSUV、エスクードがハイブリッドになって帰って来た

2021年9月に販売が終了していたスズキのコンパクトSUV、エスクードがハイブリッド・パワートレインを得て復活を遂げた。

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電池容量アップでEV走行距離も延長

新型エスクードに搭載されるハイブリッドは、101ps/132Nmを発生する1.5リッター直4と33.4ps/60Nmの電気モーターに国内初導入となるシングルクラッチ式6段自動MT(セミAT)を組み合わせたシステム。さらに、リチウムイオン・バッテリーの容量をスイフト・ハイブリッドに使われるものより拡大することで、EV走行できる距離を拡げている。WLTCモード燃費は19.6km/リッターを達成した。エコカー減税は重量税50%減となる。



回生協調ブレーキで効率と燃費をアップ

またスズキ車として初めて、回生ブレーキとフットブレーキの制御を一体化した回生協調ブレーキとEV走行での後退が可能な機構を採用。エネルギー効率や燃費の向上、騒音の抑制が図られた。

この動力系と従来モデルから継承した4輪制御システムの「オールグリップ」を連携。電子制御4WDや4つの走行モード、操舵系とトルク配分などを協調制御することで走破性を高めている。



見た目もちょっとブラッシュアップ

ボディやシャシー関連は従来モデルから大きな変更は受けていないが、エクステリアや装備は見直されている。エクステリアではヘッドライトの内側とホイールのデザインを刷新するとともに、ハイビームとフロントフォグランプをLED化。またインテリアでは、メーターのディスプレイ表示にハイブリッド関連情報を追加している。さらに、標識認識機能(車両進入禁止、はみ出し通行禁止、最高速度)を追加するなど装備の充実も図られた。

価格は297万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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