2022.12.07

CARS

雨なのにワイパーが動かない! エンジン編集部のちょっと古いベンツにトラブル発生!!【メルセデス・ベンツ300TE(1992)#152】

エンジン編集部の長期リポート44号車/メルセデス・ベンツ300TE(1992)

全ての画像を見る
雑誌『エンジン』に掲載された編集部の長期リポートの44号車、メルセデス・ベンツ300TE(1992年型)の過去14年間分の記事をWEBで再掲載している連載です。毎週水曜日12時更新。今回は走行距離が31万8900kmの2022年6月号のリポート。

経年劣化のいろいろ

今月の走行距離は700km。彼岸には栃木県那須烏山へ1泊2日で妻の母が眠る墓参りに行った。久しぶりに高速道路を走った。車検を終えたばかりの44号車はエンジンが絶好で、水温、油温にも異常はなく、駆動系の不穏な兆候も一切なし。なのに、旅先で困った事態が発生した。雨の中を走行中、突然ワイパーが動かなくなったのである。S124型メルセデス・ベンツのワイパーは1本である。支点はフロント・ウィンドウ中央部分にあり、ブレードが窓の長さに合わせて伸びたり縮んだりしながら雨を拭う。ワイパーはフロント・ウィンドウを左右に分割するように真ん中で止まった。

近くのカー用品ショップに駆け込み、ガラス撥水剤やタオルなどを買った。高速走行だと雨は弾けて飛んでいくのだが、街中では視界が悪くなり、信号で停まるたびにタオルで窓を拭いた。なんとか、宿にたどり着いたのだが、雨の日にワイパーが動かないのは本当にやっかいだと痛感した。

翌日は快晴。帰路はもちろんワイパーが関係ないので、快適そのものである。アロハモーターズへ直行する。ワイパー支点部分にあるギアが長年の使用により、欠けてしまったのが、故障の原因である。修理費用は2万9865円だった。さて、長年の使用によりヘタってしまったものはたくさんあるけれど、ラジエター・グリルもそのひとつだ。上の左写真を見て欲しい。跳ね石により上部は凹んだり、下部は欠けたりしているのがおわかりいただけるだろうか? アロハモーターズに中古のラジエター・グリルがあったので、交換してもらった。上の右写真は交換後のものである。鼻が綺麗になって嬉しい。またどこかへ出かけようと思う。

文=荒井寿彦(ENGINE編集部)

高速道路を走行中に跳ね石があたり、各所に傷を負ったラジエター・グリル。色も褪せてしまった。


■44号車/メルセデス・ベンツ300TE(1992)
MERCEDES-BENZ 300TE(1992)
購入価格 168万円
導入時期 2008年9月
走行距離 31万8900km

(ENGINE2022年6月号)

◆2008年、44号車の第1回目のリポートはコチラ!
2008年、ENGINE編集部で124型の購入決定!

◆連載一覧を見る!
エンジン編集部のメルセデス・ベンツ300TE(1992)長期リポート の連載一覧

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement