2022.11.12

CARS

ルノー・カングーが編集部の長期リポートに復帰しました!【エンジン編集部の長期リポート37号車:ルノー・カングー(2007年型)#1】

エンジン編集部の長期リポート37号車のルノー・カングー。

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2015年8月号のリポートを最後に誌面から姿を消した幻の37号車。そのルノー・カングーが約7年ぶりに長期リポート艦隊に復帰! いやぁ、めでたい!! 新たに担当となったエンジン編集部シオザワがリポートする。

村上春樹さんのところで大活躍

雑誌『エンジン』の長期リポートの37号車、ルノー・カングーが7年ぶりに編集部に戻ってきた。誌面から姿を消していた理由についてはご存じの読者もいると思うけれど、小説家の村上春樹さんのところに貸し出されていたためだ。その顛末については『エンジン』の2018年9月号で春樹さんとともにカングー10万キロ達成記念ドライブを行った際のリポートで報告したのでここでは詳しく述べないが、その後、今年の5月末に37号車を引き取るまでの約7年間、事務所用のクルマとしても大活躍していたと聞いている。



いろいろお聞きしていたカングーにまつわるエピソードのなかでも、いちばん笑ったのは、レコードと本を山のように積んだら、あまりの重さにノーズがものすごく持ち上がって、事務所の駐車場の坂道を登るときに空しか見えなくて困ったという話だ。いったいどれだけ積んだんだと想像するだけで面白い。まあ、商用車のカングーにとっては本来の使われ方なわけで、お役に立ててほんとに良かったと思う。

カングーを引き取りに行ったときには、カングーの面倒をみてくれていた事務所の女性のOさんが別れ際に涙ぐんでいたのを見て、こちらも思わずもらい泣きしそうになったが、引き取ったカングーのボディがピカピカだったことから、ともに働く仲間として大事にしてもらっていたことがわかって嬉しかった。

春樹さん、事務所のみなさん、またノーズが空を向くほど荷物を積みたくなったときは、遠慮なく連絡ください。喜んで出動します(笑)。

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