2022.05.17

CARS

アバルト695に限定695台の新たなお宝が登場 WRCを席巻した「フィアット131ラリー」がモチーフ

フェラーリやマセラティとのコラボレーション・モデルをはじめ、数々の限定車が設定されたアバルト695に新作、「トリブート131ラリー」が登場した。アバルトの名を上げたラリー・カー、「フィアット131ラリー」が最後に世界ラリー選手権(WRC)を戦ってから40周年となることを記念したモデルで、全世界で695台が販売される。

3度の製造者選手権王者に輝く

131ラリーは1974年に発表されたコンパクト・セダン、フィアット131がベースで、1976年にグループ4規定でWRCにデビュー。1000湖ラリーで初優勝を飾り、1977〜78年と80年にコンストラクターズ・チャンピオンに輝く。しかし1982年に、より設計の自由度が高いグループBが導入されたため、桧舞台から姿を消した。



180psの1.4ターボを搭載

このアバルトの競技車両史に残る名車への敬意を示したのが今回の限定車だ。エンジンは180p/250Nmの1.4リッター・ターボで、0-100km/h加速は6.7秒、最高速度は225km/hをマークする。排気系はアバルト独自のスポーツマフラーを進化させた「レコードモンツァ・ソヴラポスト」を装着。上下2本のテール・パイプが左右から突き出す個性的なルックスとなっている。

サスペンションには減衰力手動調整式ダンパーの「コニFSD」を装着。ブレーキはブレンボ製4ポット・アルミ・キャリパーと、前305mm/後240mmのディスクを備える専用システムを採用した。ブラック塗装のホイールは17インチだ。ルーフ・エンドには0〜60度の12段階調整式スポイラーを装着。もっとも立てた60度では、200km/h走行時にダウンフォースが42kg増加するという。



鮮やかなブルーの専用ボディ

青いボディ・カラーはブルー・ラリーと銘打たれたオリジナルのイメージを表現した色調で、ボディの上下をスコーピオン・ブラックで彩った3トーン仕上げが施される。このほか595にも設定されるレコードグレーが選択できる。また、ドア下端のストライプやアルカンターラ張りのダッシュボード、サベルト製シートのヘッドレストには、131ラリーを模った専用ロゴが配されている。

なお、発売時期は2022年式の通常モデルに続くとアナウンスされているのみで詳細は未定だ。価格も未公表。現時点では、日本での販売予定や割り当て台数なども不明だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

PICK UP



RELATED