2022.05.18

CARS

ポルシェ911カレラと同等の加速性能 AMG製の最強4気筒を搭載したロータス・エミーラの詳細が明らかに

ロータスとしては最後の内燃機関モデルになる「エミーラ」の4気筒モデルのスペックが発表された。あわせて、発売記念モデルである「ファースト・エディション」の受注も開始されている。

AMG・A45と同じ公道向け最強ユニット

エミーラのミドシップに横置きされる4気筒エンジンは、公道向け2.0リッターの4気筒としては最強といわれるメルセデスAMG製のM139ユニットがベース。AMG・A45などに採用されているものをミドシップ様にハードウェアを変更。ソフトウェアもロータス独自の設定となる。



ロータス初のデュアルクラッチ式MT

最高出力は365ps/7200rpm、最大トルクは430Nm/3000-5500rpm。ローラー・ベアリングを備えるツインスクロール・ターボは、ターボ・ラグの低減と高回転化に寄与する。トランスミッションはAMGと共同開発したデュアルクラッチ式8段自動MT(DCT)。ロータスとしては初のDCTとなる。0-100km/h加速は4.2秒、最高速度は283km/hに達する。

先行発表されたV6モデルと同様、ファースト・エディションは通常モデルでオプションとなる装備を数多く標準化。サスペンションは、公道重視の「ツアー」とサーキット志向の「スポーツ」を設定。タイヤは専用設計品で、グッドイヤー・イーグルF1スーパースポーツのほか、スポーツ・サスペンション仕様ではミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2も選べる。



ファースト・エディションは装備満載

12.3インチ液晶メーターパネルや、10.25インチタッチ式センターディスプレイを装備するのはV6モデルと同様。英KEF製10チャンネルプレミアム・オーディオや、Bluetooth接続も可能なスマートフォンのミラーリング機能もこの導入記念モデルでは標準装備される。

20インチの軽量鍛造ホイールは3タイプ、ブレーキ・キャリパーは4色。ボディ・カラーは6色、内装は7種類が追加費用なしに選べる。価格は1386万円。

また、V6ファースト・エディションは原材料費高騰に伴い、価格が99万円高の1452万円に改定された。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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