2022.05.27

CARS

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いよいよ日本販売開始 PRディレクター宮本哲明さんが見つけた、フィアット『500e』の魅力とは

4代目へと進化を遂げた"チンクエチェント"ことフィアット『500』のニューモデル、『500e』が日本に上陸。6月25日から販売が開始される。

『500e』は私たちに、まったく新しい自動車の価値観を提案してくれるクルマだ。それは1957年に登場した『Nuova(ヌォーヴァ) 500』が発売された当時の人々のカーライフを根底から変えたときと同じように「移動」というモビリティとしての価値観だけでなく、便利な「道具」としての付加価値においても、いま求められている最もサスティナブルであり、最もファッショナブルなものとなっている。

◆ フィアット『500e』の詳しい情報はコチラ ◆





今回登場いただいたのは宮本哲明さん。ファッション、インテリア、食など、さまざまな分野の商品・サービスを取り扱う、BLANDET SHOWROOM&STOREのディレクターを務めている。週末は銀座にある紹介制のスパイス料理のレストランで料理修業にも勤しみ、最近は野菜作りにもハマっているという、多趣味な人物だ。愛車は古い日本車(1970年代のワゴン)で、電気自動車は初体験! 『500e』にふれ、宮本さんはどんな新しいカーライフを想像するのだろうか。

新しいカーライフが始まる。

今回試乗したのは外装がセレスティアル ブルーの『500e POP』。エクステリアは従来の『500』のイメージを踏襲しながらも、完全なる新設計。先代のイメージを色濃く残すものの、よりモダンなデザインに進化している。



「チンクエチェントといえば、2代目のイメージ。ルパン3世のイメージです。この『500e』は初代にも通ずるヘッドライトやバンパーの丸みを帯びたイメージがありますが、ボディラインがシャープですよね。愛らしさもありながら、クールでもあります。まず気になったのは、フロントのエンブレム。本来は"FIAT"のエンブレムが入るところに、あえて"500"になっている。思い切ってますよね! そしてリアにあるバッヂは"500e"ですが、"500"の最後のゼロ"0"が"e"も兼ねている。これも大胆! 前面がシルバーで側面(厚みの部分)が水色で立体的に縁どられています。イタリア人のこだわりでしょうね。デザイン的な部分でだけでも、発見が多いのも魅力的です」と話しながら、宮本さんは次々と『500e』の魅力を見つけていく。



この生地の感じもいい!

先代と比較し、インストルメントパネルは落ち着いたデザインとなった。メーターは7インチのフルカラーTFTで、中央にはインフォテインメント用の10.25インチのタッチ式センターディスプレイを装備する。スマートフォンと連動するのはもちろんのこと、ナビゲーションが全車に標準装備。衝突被害軽減ブレーキなどの基本的な安全システムも備わる。



「内装は近未来的ですね。おっ、シートにも"500"のロゴがあります。ファブリックもスタイリッシュなデザインです。"アイスメレンゲ"というカラーなんですね。え、このファブリックは海から回収した廃プラスチックを使用した特殊なポリエステルなんですか! ちゃんとサスティナブルな素材を使用しているのも、さすがです」と、インテリアの印象も上々だ。





「(コンソールの上部を見て)ここはスマートフォントレイなんですね! 教会や街並みのシルエットが描かれているのは、トリノの街なんですか! ドアハンドルの横にあるのは電動のドア・スイッチ。隣にあるドアポケットの底には"MADE IN TORINO"の文字、そして『Nuova 500』のイラストも描かれている。さり気なく、イタリア・トリノとチンクエチェントの歴史を刻んでいるのも、心にくいですね」など、内装を見ても、そこかしこに新たな発見が出てくるのだ。

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つぎは『500e』の荷室をチェック! すると、宮本さんが何やら変わったブルーのトランクを持ってきた。

「荷室に入れてみようと思って、うちのショールーム&ストアから持ってきました。これは使われなくなったヴィンテージのトランクをリユースしたスピーカーなんです。見た目以上に音もいいんですよ!」

これは使われていないヴィンテージのトランクに新たな価値を生み出す"GOOD DAY MATE(グッダイマイト)"というプロジェクトのスピーカーだそうだ。そのサスティナブルな精神は『500e』に通ずるものがある。取材後、宮本さんのショールーム&ストアで、さまざまなカタチのトランク・スピーカーを見させていただいたが、予想以上に音の良さに驚いた。



ドライビングモードは3種

『500e』には「ノーマル」「レンジ」「シェルパ」と呼ばれるドライビングモードが装備されている。「レンジ」モードは、回生ブレーキの効きを最大化させ、実質的にシングルペダル・ドライブも可能となるモードだ。一方「シェルパ」と呼ばれる最もエコ性能を重視したドライビングモードを選ぶと、最高速度は80km/hに制限され、さらに最高出力やアクセルレスポンスなども抑制される。エアコンなどもオフになり(手動で再起動が可能)、航続距離を可能な限り伸ばしてくれる。街中や郊外の道でバッテリーの消費を極力抑えたいときは、このモードが有効だ。

今回、電気自動車初体験となる宮本さん。さっそく、試乗いただいた。

「はじめてなので、まずキーをどこに挿すのかわからない(笑) あ、コンソールに置いておくだけでいいんですね」と緊張の面持ちだ。



「アクセルを踏むと、なめらかで力強い加速。うん、加速がスゴイですね! 進む進む! キビキビとよく走ります!」

はじめは緊張していたが、慣れてくると、余裕が出てきたようだ。『500e』のいちばんのポイントは、『500』ならではのコンパクトな大きさにある。小さなボディに合わせて搭載するバッテリーの容量を最適化したことで、車重も抑えることができ、そのおかげで走りは驚くほど力強く、そして楽しい。この走りの楽しさは『500e』の最大の魅力のひとつだと言える。

「このモーター音って、とても静かですね。普段はガソリン車に乗っているので比べようがないですが、本当に静かです。はじめは味わいがないと思ったけれど、これはこれでいい! 航続距離は335kmなんですよね。平日の移動には十分だし、ちょっとした荷物を運ぶなら十分ですよね」

『500e』を着こなすなら!

実際、『500e』に乗ってみた宮本さんに、どんな服を着て乗ってみたいか聞いた。

「街中ではジャケットスタイル。カジュアルだけれど、ドレッシーな印象にしたい。たまには背筋を伸ばして乗るのもいいですよね。足元はドレスシューズ。けれど、レザーソールは運転しにくいですからラバーソールを選びたい。軽快なラバーソールは、キビキビと走る『500e』に通ずるものがあります」

と言って、宮本さんが選んだのは、このジャケットとシューズだ。





宮本さんが手がけるブランド『ジャケット』。写真はアーティストとのコラボレーションで限定のもの(価格未定)。そして、シューズは数々のヴィンテージ・シューズを扱う「SUPER 8 SHOES」のオリジナルブランド『フレンドリー』とノルディスクのお店「HYGGE STORE by NORDISK」とのコラボレーションのVチップ(4万9500円、税込)。



気になるポイント!

80kWの急速充電器にも対応する『500e』。航続距離は335km。多くの人の平均的な自動車での行動範囲を充分にまかなえる距離だ。

「これだけの航続距離なら普段の生活、私のライフスタイルに十分ですね! たとえばオフィス用のクルマとして導入するのもいいかもしれません。オシャレだし、コンパクトでよく走る。街中の移動にとてもいい。これまで電気自動車は、クルマ選びの選択肢に入れてませんでしたが、『500e』はアリですね。価値感が変わりました!」

◆ フィアット『500e POP』(受注生産車両)SPECS

全長×全幅×全高/3630×1685×1530㎜
ホイールベース/2320mm
駆動バッテリー/リチウム・イオン電池
最高出力/118ps 
最大トルク/220Nm
駆動方式/FF
航続距離/335km※WLTCモード
全国メーカー希望小売価格(税込)/450万円

『500e』の販売は5年間月々定額支払いとなり、環境に配慮した電動シティカーを購入しやすい方法を提案している。また充実したメンテナンスをパッケージ化することで、バッテリーを含めた車両のコンディションを長く最適に保つなど、サスティナビリティにも貢献する。

定額支払いは、「パケットFIAT」と「FIAT ECO PLAN」という2つのプランがあり、いずれも頭金をはじめとした各種手続き・費用(EV補助金申請、税金の支払い、契約期間中の整備点検費用※充電費用などは除く)が不要。2つのプランの主な違いは、任意自動車保険を含まないか、また途中解約が可能であるかどうかという点にある。

月額利用料(5年契約)は『500e POP』の場合、「パケットFIAT」が3万4000円(ボーナス払い11万円×10回)、「FIAT ECO PLAN」が5万3900円(ボーナス払い11万円×10回)となる。

※今回の試乗車の「セレスティアル ブルー」の場合、オプション費用として別途2000円。


◆『FIAT 500e』 の詳しい情報はコチラ ◆

取材=小林尚史(ENGINE編集部) 写真=岡村昌宏 

(ENGINE WEB オリジナル記事)

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