2022.04.16

CARS

EVになってもチンクエチェントの魅力は失われず 4代目フィアット500が日本上陸

4代目へと進化を遂げたチンクエチェントことフィアット500のニューモデル、「500e」が日本に上陸。6月25日から販売が開始される。

新型は電気自動車専用モデル

2020年春に欧州で発表されたフィアット500e。その名前から想像できる通り、電気自動車(EV)になったのが最大の特徴だ。なお、ハイブリッドを含む内燃機関搭載モデルは存在せず、今後もラインナップには加わらない予定だ。

フィアット500eポップ

モダンになったエクステリア

エクステリアは先代のイメージを色濃く残すものの、よりモダンなデザインに進化。ボディ・サイズは全長3630mm×全幅1685mm×全高1530mmと、先代よりもわずかに大きくなっている。ホイールベースは先代より20mm長い2320mm。一方、車両重量は重量のかさむバッテリーを積むため、300kgほど重くなった。ボディ・タイプは先代同様、ハッチバックと、ソフトトップのルーフとリア・ウインドウが開閉式となるカブリオレの2種類が用意される。

内燃機関モデルの先代同様、モーターはフロントに積み前輪を駆動する。モーターの出力は最高出力118ps/最大トルク220Nm。42kWhの駆動用バッテリーをキャビン床下に搭載する。200V普通充電とCHAdeMO式の急速充電に対応し、航続距離はWLTCモードで335km。走行モードは、ペダルの応答性が高い「ノーマル」、回生ブレーキの利きが強まる「レンジ」、エネルギー消費を最大限抑える「シェルパ」の3つが設定されている。

フィアット500eポップ

屋根開き仕様も健在

ラインナップは3タイプ。ハッチバックには16インチ・ホイールを装着するエントリー・モデルの「ポップ」と、17インチ・ホイールやレザー・シートなどの上級装備を備えた「アイコン」の2グレード、カブリオレはイコンと同等の装備内容となる「オープン」をそれぞれ設定する。

横基調のインパネは先代と比べると落ち着いたデザインとなった。メーターは7インチのフルカラーTFTで、インパネ中央にはインフォテインメント用の10.25インチのタッチ式センターディスプレイを装備する。スマートフォンと連動するのはもちろんのこと、ナビゲーションが全車に標準装備。衝突被害軽減ブレーキなどの基本的な安全システムも備わる。

また車両接近通知装置の通知音には、映画『ゴッドファーザー』の主題歌である『愛のテーマ』などで知られるイタリア人作曲家、ニーノ・ロータが手がけたメロディを用い、スマートフォン用のトレイ部分にはフィアットの本拠地であるトリノの街並みが描かれるなど、イタリア生まれを主張するアイデアの数々が盛り込まれている。

フィアット500eオープン

今のところはリース販売のみ

価格はハッチバックのポップが450万円、アイコンが485万円、カブリオレのオープンが495万円となっている。

なお、500eの販売はバッテリーのコンディション維持などを考慮し、リースのみとなる。プランは通常のリース販売となる「パケット・フィアット」と、サブスクリプション型の「フィット・エコプラン」の2タイプを用意。サブスクリプション型は通常のリースで行われる契約内容のほかに、車両保険や弁護士費用負担なども付与された任意保険料を含むほか、契約期間内でも清算金を支払うことで途中解約も可能になっている。

フィアット500eオープン

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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