2022.06.20

CARS

ベントレー・コンチネンタルGTにスポーティ色を強めた「S」が登場 

ベントレーの2ドア・クーペのコンチネンタルGTと、そのコンバーチブル版となるコンチネンタルGTCに新グレードの「S」が追加された。スポーティな側面を強調したモデルだ。

エクステリアは黒で引き締める

エクステリアは、グリルやモール、スポイラーなどをブラック仕上げにすることで精悍なイメージをアップ。フロント・フェンダーにはSモデル専用バッジが装着される。また、サイドシルには上位機種のコンチネンタルGTスピードと共通のエクステンダーが備わる。



22インチ・ホイールを設定

ホイールは2タイプ。22インチのY字型5スポークは完全新設計で、仕上げはグロスブラックとペールブロッガーサテンの2種類。また、グロスブラックと切削加工を組み合わせた21インチの3スポーク・タイプも専用設定する。

インテリアはSモデル専用の2トーン・カラーで、ステアリング・ホイールやシフト・レバー、シートの座面と背もたれにスエード調生地のダイナミカを採用。シートのサイド部やダッシュボード、コンソルやドアトリムはレザーとなる。

メーターパネルはコンチネンタルGTスピードと同じグラフィックを使用し、ダッシュボードには金属製の「S」バッジを設置。シートはキルティング仕様も選択可能で、ヘッドレストの「S」エンブレムの刺繍は無償でベントレーのエンブレムへ変更できる。



新設計のスポーツ・エグゾースト搭載

パワートレインは4.0リッターV8ツインターボで、通常のV8モデルと同じく550ps/770Nmを発生。4秒の0-100km/h加速性能も同等だが、このSモデルには新設計のスポーツ・エグゾーストが装着され、クロスプレーンのV8サウンドを強調している。

シャシーには48Vシステムを用いた電動ロール制御デバイスのベントレー・ダイナミックライドを標準装備。急旋回時には0.3秒以内に最大1300Nmのトルクを発生させる内蔵モーターでスタビライザー制御し、ロール角をコントロール。巡航時には左右輪の接続を断ち、乗り心地を向上させる。

先に発表された快適性重視のアズールとは対照的なSの設定で、よりニーズに合った仕様が選びやすくなった。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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