2022.07.15

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モーリス・ラクロア継承と新たな挑戦の物語

ひとくちに歴史と伝統といっても、その言葉のもつ意味は大きい。受け継ぐべきものは継承しつつ、絶えず新たな挑戦も繰り返さねばならず、そこに物語が宿る。だからこそその時計のデザインに心を奪われ、機能に夢中になる。そして気になりだすと、見えないことがもっと知りたくなる。「どうしてこのデザインが誕生したのか」、「どのように作られているのか」、「どのような歴史を辿ってきたのか」――。時計には製作者やブランドの想いが込められたストーリーがあり、知れば知るほど虜になってしまう。そんな素敵なモーリス・ラクロアの魅力を紹介しよう。


アイコン スケルトン
小振りの39mm径のケースサイズは「アイコン」のスケルトンシリーズで初。セリタ社と共同開発した新型ムーブメントは、これまでと同様のアーチ型を基調にしつつも、よりシャープでモダンなデザイン。マットグレーのワントーンでまとめられているのもスタイリッシュ。デイト表示が廃されているのも通好みだ。自動巻き。ステンレススティール、20気圧防水。40万7000円。


「アイコン」のデザインは1990
年代の「カリプソ」から受け継いだもの。そして1993年に発表された「カリプソ スケルトン」が、実は、ブランド初のスケルトンウォッチなのだ。

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受け継がれた美学が詰まったスケルトンモデル

モーリス・ラクロアの「アイコン」は、ラグジュアリースポーツウォッチの新定番として、いま世界的大人気のモデル。バーゼルワールドでデビューしたのは2016年。そもそもは、かつてのヒット作「カリプソ」の復刻版として登場した。「カリプソ」は1980年代に誕生。大きな特徴は、ケースとブレスレットを一体にしたラグジュアリースポーツのスタイルであったこと。また、ベゼルに6つの爪を飾ったのも目を引く特徴。すなわち「アイコン」は、そうした「カリプソ」のデザインを受け継いだのだ。

その最新作が、この「アイコン スケルトン」。そしてスケルトンもまた、そもそもは「カリプソ」が始まりだ。1993年に発表された「カリプソ スケルトン」がブランド初のスケルトンウォッチであり、以降、モーリス・ラクロアはスケルトンを自身の重要な伝統とした。スケルトンウォッチ=高級時計という固定観念を覆し、多くの時計好きたちが入手しやすい好モデルを、これまで多数制作してきているのだ。だからそんな物語を知っていると、この新作はよりいっそう味わい深い。「アイコン スケルトン」はモーリス・ラクロアの美学やこだわりが一杯に詰まった名作なのだ。

モーリス・ラクロアの詳しい情報はこちら!

問い合わせ=DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン

文=福田豊 写真=近藤正一

(ENGINE2022年8月号)

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