2022.07.17

CARS

ルノーのワークス・カラーをまとった20台限定のアルピーヌA110「ツール・ド・コルス75」の受注開始

アルピーヌがA110の特別仕様車「ツール・ド・コルス75」を日本に導入する。1975年の世界ラリー選手権(WRC)で活躍したラリー・カーをイメージした限定モデルで、世界で販売される150台のうち、20台が日本で販売される。

1975年のワークス・マシンがモチーフ

モチーフになったのはフランスのコルシカ島で開かれる歴史あるラリー・イベント「ツール・ド・コルス」の1975年大会で2位に入った初代A110のワークス・マシン。この年、A110はランチア・ストラトスが熾烈なトップ争いを展開した。残念ながら優勝はストラトスに奪われたものの、80台が出走し、完走が22台という厳しい戦いのなかで、最高位の2位を筆頭に7台のA110がトップ10を占めた。



専用のデカールやホイールで彩りを加える

今回の特別仕様車のエクステリアはジョン・トゥルヌソル(黄色)のボディにノワール・プロフォンM(黒色)のボンネットとルーフを組み合わせた2トーン塗装で、専用デカールや、ブリリアントホワイトの「グランプリ」18インチ・ホイール、当時のラリー・カーのホイールを彷彿させるオレンジのブレンボ製ブレーキ・キャリパーを装備する。LEDヘッドライトは内側をブラック仕上げとなる。

室内は、車名ロゴ刺繍入りが入ったサベルト製バケット・シートを装着。ステアリング・ホイールやルーフ・ライニング、ダッシュボード、センターコンソールはグレーのステッチが入ったスウェード調のマイクロファイバー張りで、シリアル・ナンバー入りプレートと専用フロアマットを採用する。



300psエンジンに、アルピーヌ・シャシーの組み合わせ

エンジンはA110SやA110GTに搭載される300ps仕様で、シャシーはA110及びA110GTと同じ「アルピーヌ・シャシー」を採用している。

日本への導入台数は20台で、ハンドル位置は左右選択可能。2022年7月24日まで、公式ウェブサイトと正規販売店で購入申し込みを受け付け、希望者多数の場合は抽選となる。期間内の申し込みが販売台数に達しない場合は通常販売される。なお、購入者には専用デザインのネグローニ製ドライバーズ・シューズが進呈される。



価格は1064万円。

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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