2022.09.13

CARS

いま買って乗っておきたいのはこのクルマ! モータージャーナリストの今尾直樹が選ぶ、欲望を刺激する20台!! 1位は意外なあのスポーツカー!

第5位はルノー・トゥインゴ。第1位は?

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コロナ禍がようやく収束の兆しを見せたかと思ったら、今度はウクライナとロシアの間で戦争が始まり、クルマの世界も内燃機関から電気へと100年に一度の大変革が。でも、そんな大激変期のいまだからこそ乗りたいクルマもある! こんな時代に、僕たちクルマ好きの欲望を一番刺激するクルマはいったい何か? 雑誌『エンジン』の名物企画、「エンジン・ホット100ニュー・カー・ランキングス」の42名の選考委員それぞれが、2022年の今だからこそ買いたいと考える20台を挙げた。自動車ジャーナリストの今尾直樹さんのマイ・ホット20の第1位は意外なこのスポーツカー!

夢想したクルマたち

筋道を立てて考えるマジメな頭の持ち主でもなければ、新車を買う予定も計画も欲望もない。本来なら選考委員の資格がないのです。結局、私が選んだのは、私が運転したい、ウチにあったらいい、と夢想したクルマです。現実とは無関係で、ただ、なんとなく適当に。もしかしたら、ですけれど、それゆえに時代の空気の影響が大かもしれない。

20位 プジョー508(SW含む)



最近、東京~姫路間のロング・ドライブを助手席で過ごしたけれど、じつに快適だった。価格込みで考えると、長距離はフランスの中型車に限る。

19位 メルセデス・ベンツSクラス・セダン(マイバッハ含む)



現行Sは自動車のサイボーグ化の最前線にいる。全自動運転を含め人間にとってなにが最善なのか、をメルセデスは考えて続けている。と思わせる。

18位 ポルシェ・カイエン(クーペ含む)

高性能SUV時代を拓いたカイエンの最新モデル、ターボGTに感動! SUVのスーパーカーはアリだ! カシアス・クレイ。ちょうだい。と青菜。

17位 ポルシェ・718ボクスター(T、S含む)



ポルシェの扉を開く第1歩。ボクスターがあれば世界は違って見える!? もったことがないのでわからない。わかりたいものだよ、ボクもスター。

16位 モーガン・プラス・フォー



中身はアルミ・シャシーで、BMW製パワートレインを搭載し、モダンに改修済み。でもカタチは依然、戦前型。やっぱりスタイルが一番大事。

15位 アルファ・ロメオ・ジュリア



内装も装備も充実方向で、お買い得感もある。運転して楽しいし、ミラノの紋章は依然エンスーだ。アルファeロメオになる前になんとかならんか。

14位 BMW M3/M4



日常性を兼ね備えた高性能スポーツカー。直6ターボ+4WDの最終進化形にして、現代のR32GT-R。と考えれば、日産ファンも嬉しい。

13位 フォルクスワーゲン・ポロ



現代の「実用車の鑑」。新世代の1リッター3気筒ターボは中速トルクも十分。乗り心地も快適で、ボディの堅牢感はゴルフ以上かも。清貧な思想の小型車。

12位 トヨタ・ランドクルーザー



もしもアラビアのロレンスが存命で、この世でなにを一番欲する? と問われなば、これを選ぶ、と思いたい。一生乗れるだけのタイヤをそえて。

11位 日産GT-R(NISMO含む)



ニッポンがつくったスーパーカーの傑作の1台として後世に残ることは必至。ダボス会議とかに乗りつけたい。もっとも、私は呼ばれてないけど。

10位 日産サクラ



じつは未試乗ですけれど、セカンド・カーとして使えばCO2削減に貢献できるかも。なにより、貢献せねば、という気持ちが満たされるかも……。

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