2022.09.05

WATCHES

スタイリッシュさが光るオリスの新作

かつての「ジュネーブSIHH」と「バーゼルワールド」の主役級ブランドが一堂に会し、今年はリアルで開催された世界最大の時計フェア「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2022」。「ワンダーズ」という言葉に象徴されるように、数々の時計には新たな発見と驚きがいっぱいだ。

シリーズ第20弾は、「オリス」。時計ジャーナリストの菅原 茂氏とENGINE編集部時計担当の前田清輝がその魅力を解説する。

新世代パイロットウォッチはかくもスタイリッシュ

長年バーゼルワールドで活躍してきたオリスがジュネーブでのリアルな時計フェアに出展。その意気込みをまさに語る新作が、5日間パワーリザーブで10年の品質保証を実現する自社ムーブメントを搭載した「プロパイロットX キャリバー400」だ。パイロットウォッチは、およそ1世紀も前からオリスのアイコンを担ってきたが、チタン製ケースとブレスレットにカラーダイアルを組み合わせたこのモデルには、スポーティエレガンスの味わいが色濃く漂う。本格ダイバーズウォッチの「アクイスデイト キャリバー400」と並ぶ人気モデルになりそうだ。





プロパイロットX キャリバー400
チタンによるケースとブレスレットのデザインは2019年発表の「ビッグクラウン プロパイロットX キャリバー115」を踏襲しながら、120時間(5日間)パワーリザーブが備わり、シリコン製脱進機をはじめ耐磁性パーツを多く用いた画期的な自社ムーブメント、キャリバー400を新たに搭載する。アプライドのバーインデックスを採用する新しいデザインのダイアルは、サーモン(上)、グレー(中)やブルー(下)の3種類。自動巻き。ケース直径39mm、100m防水。各52万8000円。※「マイオリス」登録で保証期間が10年延長される。

菅原 2019年の「ビッグクラウン プロパイロットX キャリバー115」と並べてみると興味深い。両モデルとも外装デザインは同じで素材のチタンも共通だが、キャリバー115は手巻きで10日間パワーリザーブ、一方キャリバー400は自動巻きで5日間パワーリザーブ。そしてアバンギャルドVSスタイリッシュ。センスが確実に進化しているのだ。

前田 一昨年発表された5日間のパワーリザーブと高い耐磁性を誇る自社開発のムーブメント、キャリバー400。今回はチタン製ケースのパイロットウォッチに組み合わせたが、豊富なカラバリやリサイクル素材をダイアルに採用する同ブランドだけに、ダイアルカラーにも注目したい。特にサーモンはこれから人気が出そうな気がする。

文=菅原 茂/前田清輝(ENGINE編集部)

(ENGINE2022年7月号)
※価格は雑誌掲載時のものです。

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