2022.08.31

CARS

ダイハツ・タントに人気のSUV風モデル登場 カスタムもさらにイカつくなった

ダイハツは今秋に発売を予定しているタントのマイナーチェンジ・モデルを先行公開した。既存モデルの改良と併せて、新たなバリエーションが追加される。

スーパー・ハイトワゴンの先駆者

タントは軽スーパー・ハイトワゴンの先駆者として2003年に初代が登場。ピラーをドアに内蔵し、固定式のピラーを排しすることでボディ・サイドに大きな開口部を作り出すミラクル・オープン・ドアや両側パワー・スライド・ドアなどを装備し、ユーザーの支持を得ている。登録車を含む年間販売台数で1位を獲得するホンダN-BOXやスズキ・スペーシアはタントの成功を受けて登場した後発モデルだ。現行モデルは4代目で、ダイハツが新世代のクルマづくりとして掲げるDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)の第1弾として2019年に販売が開始されている。



カスタムのデザインを刷新

今回の改良では、精悍なデザインが特徴の「タント・カスタム」のフロントまわりのデザインを大幅に変更。横長のスクエアなヘッドライトやシャープなメッキ・フレームを配したグリルなどを採用することで、押し出し感をさらに強めたスタイリングとした。



スペーシア・ギアの対抗馬登場

また、最大のライバルであるスズキ・スペーシアが「ギア」で先鞭を付けたSUV風モデル・「タント・ファンクロス」を新機種として追加する。前後バンパーやボディ・サイドに樹脂クラッディングを装着し、グリルを無骨なデザインとすることでSUVらしさを表現。室内もデジタル・カモフラージュ柄のシート表皮でアウトドアのイメージを加えつつ、防水加工を施した後席シートバックなどを採用するにより屋外レジャーなどでの使い勝手を高めている。

両モデルを含め、高精細化した9インチHDディスプレイの採用などにより、モデル全体での機能向上も図られている。

詳細な発売日時は明かされていないが、すでに先行受注が開始されている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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