2022.09.03

CARS

ニュルブルクリンクにも挑むSTIの熱き血が流れる スバル・フォレスターに「STIスポーツ」登場

ニュルブルクリンクにも挑むSTIの熱き血が流れる スバル・フォレスターに「STIスポーツ」登場

STIのチューニングでハンドリングと乗り心地を両立

スバルのコンパクトSUV、フォレスターに新規グレードの「STIスポーツ」が追加された。スバルの100%子会社でモータースポーツ活動やアフター・パーツの開発などを手掛けるSTI=スバルテクニカインターナショナルの名を冠したスポーティ・モデルだ。



ダンパーの変更で走りをグレード・アップ

最大の変更点はSTIが重心の高いSUVに合わせてチューニングしたダンパー。フロントには日立アステモ製の路面からの入力によって受動的に減衰力が切り替わる可変機構を備えた「SFRD」を採用。フロント用の変更に合わせて設定を変更したリア・ダンパーとともにスポーツ・セダンのようなスポーティなハンドリングと質感の高い乗り心地の両立を図った。ホイールは専用の18インチで、225/55R18のオールシーズン・タイヤを履く。



内外装もスポーティな仕立てに

外装は前後バンパー・ガードやサイド・クラッディング、フロント・フォグランプ・カバーにブラック塗装を施し、ドア・ミラーやリア・ガーニッシュ、オーナメント、ルーフ・スポイラー、シャークフィン・アンテナもブラックで塗装。前後にはSTIのエンブレムを装着する。

内装はブラックとボルドーの2トーンにレッド・ステッチが入るナッパレザー・シートを装備。ヘッドレストにはSTIロゴが型押しされる。インテリア・トリムの各部にはボルドー色とブラックラスト塗装、レッド・ステッチを採用した。メーター・パネルはSTIスポーツ専用デザインとなる。

パワートレインは「スポーツ」と同じものを搭載。エンジンは177ps/300Nmの1.8リッター水平対向4気筒ターボで、トランスミッションはマニュアルモード付きCVT。駆動方式は4WDだ。

価格は363万円。



一部改良で操作性をアップ

同時にフォレスター全車に改良を実施。ライトのスイッチを車幅灯及び尾灯のオン・オフを分割し、操作性を見直した。また、従来のダークブルー・パールを廃してサファイアブルー・パールを新規設定するなどボディ・カラーの設定も見直された。

価格は299.2万〜335.5万円となっている。

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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