2022.10.18

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ブライトリングが人気ダイバーズのスーパーオーシャンのデザインを一新!【新世代「ダイバーズウォッチ」最前線】

スーパーオーシャン オートマチック コレクション

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プロフェッショナル・ユースのスペックを備えながら、日常的なファッション・アイテムとしても使えるのが新世代のダイバーズウォッチだ。多様な機能とデザインを通じて進化する最新モデルを一挙紹介する。

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複雑機構からSDGs素材まで、機能も素材も新時代突入

1950年代に深海での任務に携わるプロ用の特殊な潜水時計から進化してきたダイバーズウォッチは今やスポーツウォッチの主役だ。

ただし厳密にいえば、ダイバーズウォッチの特徴的なデザインを取り入れた「防水時計」と、ダイバーズウォッチの要件を厳格に定めた国際規格ISO6425に準拠して「ダイバーズ」と称すことが許される時計は別物である。正式なダイバーズウォッチは、水中で正しく機能し、安全に使用できることが大前提なので、高い防水機能や経過時間をモニターする逆回転防止ベゼルはもちろん、耐磁性や耐衝撃、耐塩性、耐熱性などさまざまな条件をクリアしなくてはならないのだ。

スーパーオーシャン オートマチック コレクション
スーパーオーシャン オートマチック コレクション

ダイバーズウォッチの最新トレンドといえば、プロフェッショナル仕様のハイスペックとデイリー・ユースにも適したファッショナブルなデザインとの融合だ。設計技術と加工技術の進歩により、外装の防水性や耐久性は格段に向上し、搭載ムーブメントの高精度化も目覚ましい。さらに、以前なら基本色はあくまでも控え目なブラック、そして無骨な機能的デザインが主流だったダイバーズの世界にカラフルなダイアルやセラミックベゼルが続々と導入されたおかげで、スタイリッシュで若々しい印象のスポーツウォッチへと変貌を遂げている。このように技術と美観の両面で進化が加速しているのだ。

クルマでいえばアウトドアにも街乗りにも適したSUVだろうか。本格ダイバーズウォッチはそんなオールマイティな楽しみかたができるから、ひとつは持っていたい時計だ。

ダイバーズの理想形

リフレッシュした「ナビタイマー」に続いてブランドを代表するダイバーズウォッチ「スーパーオーシャン」のデザインを一新したブライトリング。カラーとサイズを幅広く展開するシンプルで美しいデザインのルーツは、1960年代と70年代に発表された「スーパーオーシャン スローモーション」だ。ブライトリングの最新コレクションは、マリンスポーツやリゾートからタウンユースまでシーンを問わず活用できるダイバーズの理想的な姿を体現している。

幅広いニーズに応える最新ダイバーズ

スーパーオーシャン オートマチック コレクション
スーパーオーシャン オートマチック 44(左上と左下)、スーパーオーシャン オートマチック 36(右)
ヴィンテージとモダンが程よくミックスされた新生「スーパーオーシャン」は、用途や着用シーンを選ばず、自分に合うサイズや好みのカラーが見つかるバリエーションの豊富さが魅力。ダイアルも基本的に日付表示を省き時刻の視認性を重視したスタイリングだ。共通仕様:自動巻き、COSC認定クロノメーター、300m防水。セラミックインレイ付き逆回転防止ベゼル。ラバーストラップまたは新しい3連メタルブレスレットを装備。(左上と左下)ステンレススティール×ラバーストラップ 各58万3000円、(右)ステンレススティール×ラバーストラップ 56万1000円。

サイズも色も充実!

46mm、44mm、42mm、36mmの4サイズを展開。ステンレススティールモデルは、サイズによって異なるが、ダイアルにブラック、ブルー、ターコイズ、グリーン、シルバー、オレンジなどを用い、セラミックインレイ付き逆回転防止ベゼルとのコントラストがデザインを引き立てる。また46mmモデルは特許取得のロック付き両方向回転式だ。

スーパーオーシャン オートマチック 46
61万6000円(今秋発売予定)

スーパーオーシャン オートマチック 44
60万5000円

スーパーオーシャン オートマチック 42
59万4000円

スーパーオーシャン オートマチック 36
58万3000円

ブロンズケースもラインナップ!

ケース素材はステンレススティールのほかに、スティール&ゴールドとブロンズの3種類。ブロンズの「スーパーオーシャン」は44mmと42mmの2種類(今秋発売予定)。ケースは耐腐食性に優れた特殊合金のブロンズが用いられているが、経年によりパティーナ(緑青)が生じ、ダイバーズウォッチに独特の風格を生む。


スーパーオーシャン オートマチック 44(上)69万3000円、スーパーオーシャン オートマチック 42(下)68万2000円

文=菅原 茂

(ENGINE2022年9・10月号)
※価格は雑誌掲載時のものです。

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