2022.10.07

CARS

GRスープラの兄弟車、BMW・Z4がマイナーチェンジ フロント・マスクを刷新

BMWの2シーター・オープンの「Z4」がマイナーチェンジを実施す、ドイツ本国で発表された。主に外装の仕様を変更している。

機能面の多くをGRスープラと共用

現行型のZ4はトヨタGRスープラと兄弟関係にあり、後輪駆動のプラットフォームや直6をはじめとするエンジンなどを共用している。



空力性能の向上も図る

新型Z4のエクステリアはBMWの象徴であるキドニー・グリルがハニカム形状のメッシュへと変更。また、フロントのロワ・グリルもワイド感が強調した新形状となった。バンパーの左右両端に備わるエア・カーテン形状に手を加えたことでホイールアーチ内の乱気流減少も図られている。

ボディ・カラーは、サンダーナイト、ポルチマオ・ブルー、スカイスクレーパー・グレーの3色のメタリックがZ4に初めて採用された。また、BMWのカスタマイズ・プログラムの「BMWインディヴィデュアル」のマット塗装であるフローズン・グレー・メタリックも選択可能だ。ソフトトップはこれまでどおり標準装備のブラックに加え、アンスラサイト・シルバーエフェクトが設定された。

さらに新たなオプションとして「Mライト・シャドーライン」が用意された。内側にダークカラーを用いたヘッドライトで、アダプティブLEDヘッドライトとの組み合わせも可能だ。



3.0リッター直6を筆頭に3タイプ

ラインナップは従来型同様、2.0リッター直4ターボで197ps/320Nmを発生する「sドライブ20i」、同じ2.0リッターながら258ps/400Nmの高出力版を積む「sドライブ30i」、唯一340ps/500Nmの3.0リッター直6ターボを搭載する「M40i」の3タイプ。いずれも後輪駆動で、トランスミッションは8段ATのほか、sドライブ20iのみ6段MTの選択も可能だ。

0-100km/h加速性能は、20iのMTが6.8秒、ATが6.6秒。30iは5.4秒、M40iは4.5秒。最高速度は20iのMTが241km/h、ATが240km/h。30iとM40iは250km/hだという。

この改良型Z4は2023年モデルとして各市場へ順次投入される。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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