2022.10.13

CARS

フォルクスワーゲン・ゴルフ史上最速のR登場 GRカローラとガチンコ勝負

フォルクスワーゲンが新型ゴルフに最速・最強モデルとなる「R」を追加し、その販売を開始した。先代同様、5ドア・ハッチバックの「ゴルフR」と、ワゴン・ボディの「ゴルフRヴァリアント」の2モデルをラインナップする。

最強の2リッター・ターボ+4WD

先代のR同様、ゴルフ・シリーズで最強となる300psオーバーの2.0リッター・ターボ・エンジンに4WDを組み合わせるのが最大の特徴。



ゴルフの歴史で最もパワフル

2.0リッター直4直噴ターボの最高出力は320ps、最大トルクは420Nm。先代モデルに対して10ps/20Nmのアップが図られ、、ゴルフ史上で最強のユニットとなる。トランスミッションはデュアルクラッチ式7段自動MT(DCT)で、駆動方式は油圧多板クラッチを用いた電子制御式のオンデマンド4WDを採用。トルク配分は前後間に加え、後輪の左右間でも調整が可能となり、コーナリング時にリア外輪へ駆動力を多く送り込むことで旋回性能を高めるといった制御を行う。

この動力性能向上に合わせてシャシーも強化。ブレーキはフロント・ディスク径を従来比で1インチ大きい18インチとし、マスターシリンダーのサイズも拡大するなどの改良が図られた。



R専用の装飾でスポーティ度をアップ

エクステリアはR専用デザインの前後バンパーやボディ同色サイドシル、グロス・ブラックのリア・ディフューザーや4本出しエグゾースト・パイプを装着した。ボディ・カラーはピュアホワイトとディープブラックパールエフェクト、オプションのラピスブルーメタリックの3色を用意する。

ボディ・サイズはゴルフRが全長4295×全幅1790×全高1460mm、ゴルフRヴァリアントが4650×1790×1465mm。ホイールベースはゴルフRが2620mm、Rヴァリアントが2670mmといったように、オリジナル・モデル同様、ヴァリアントの方が50mm長い。



Rの刺繍が気分を上げる

インテリアにはブルーのRロゴが刺繍されたヘッドレスト一体型の「トップ・スポーツシート」を採用。レザー・ステアリング・ホイールにはRに専用設定される「レース」モードのスイッチが設置される。装飾パネルはカーボン調で、デジタルメーターは「スポーツ」と「レース」の各走行モードを選択した際にR専用のグラフィックが表示される。

価格はゴルフRが639.8万円、ゴルフRヴァリアントが652.5万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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