2022.10.29

CARS

激レア栃木県高根沢工場生産最終モデル、車体番号135番台のS2000も所有する女性オーナーの情熱がすごい! ホンダS2000を愛するふたりの女性ドライバー【後篇】

自然吸気2リッター・エンジンで250psを発生するこの2座オープンのホンダS2000を愛するふたりの女性は、助手席よりも運転席が大好き。

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ツーリングが出会い

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さて、簗瀬さんと池田さんが知り合ったのはS2000仲間のツーリングである。コロナ禍になる前は、ツーリングが行われており、走行距離が1000kmを超えることもしばしばだった。簗瀬さんが初参加したツーリングは集合場所が富山。なんと前泊もせずに400kmを走って行ったのだという。



「S2000で走るのは好きだから全然平気ですよ。いまでも乗るとドキドキするし、ワクワク感がある。もういいやと思うことなんか全然ないです」と、簗瀬さんは言う。

ふたりともS2000の運転フィールは、オートバイのそれに似ていると口をそろえる。

「リズムよくシフト・ダウンしていくときの感じがバイクによく似ている。エンジン・ブレーキの感覚も近いですね」と、池田さん。

「VGSでワインディングを走ったことがまだないので、楽しみです」と池田さん。

「エンジンを回さないと走らないし、6000rpmからVTECが唸る感じもバイクっぽい。シフト・ストロークが短くてカチカチしているところも。アクセル・レスポンスの良さや車体が軽い感じもバイクと共通だと思います」と、簗瀬さん。

ドライバー中心で助手席の人のことなんか何にも考えてないのも、バイクらしいと言う。

タンデムでライダーにしがみつくのではなく、自分で運転する女性ふたりにS2000はよく似合う。

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文=荒井寿彦(ENGINE編集部) 写真=茂呂幸正

(ENGINE2022年7月号)

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